Vol.0102
2016.01.20

鳴子温泉で出会った、“こけし女子”のススメ

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あっちを向いてもこっちを向いてもこけしの微笑み。

「仙臺いろはマガジン」1月号で、大崎市の古き名湯・鳴子温泉へ日帰り女子旅に出掛けた莉那ちゃんと彩夏ちゃん。足湯に浸かった後は、名物栗だんごを食べながら温泉街をぶらぶら…そんな旅の詳しい模様は誌面をご覧になっていただくとして、この日のメインイベントは「鳴子こけしの絵付け体験」。

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  1. kokesi-03 そう、奥州三秘湯のひとつとして名高い鳴子温泉郷は、約20軒もの工房が軒を連ねる“こけし”の名産地。郵便局の前にはこけしポスト、道の車止めもさりげなくこけしの形と、町全体がこけしこけしこけし! そんなこけしづくしの町並みを満喫しながら二人が向かったのは、「こけしの岡仁」。この道45年、曾祖父の代からこけしを手掛けてきたという工人の岡崎靖男さんにお会いしました。

こけしブーム再び! “こけし女子”あらわる。

もともとはお椀やお盆など木工品づくりを生業とする木地師が、子どものおもちゃ用に作った人形がはじまりと言われるこけし。はじめはお椀などを買ってくれたお客へのサービス品だったそうですが、東北山間部の素朴な暮らしをそのまま映し出したような優しく味のある表情が人気を呼び、いつのまにか大人にも愛される工芸品へと変化していきました。

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「昭和40年代頃は、業者さんがトラックで買い付けにきて、荷台をこけしで満載にして帰っていくのが日常の風景。温泉街にもたくさん湯治客が訪れて、一人でいくつもこけしをお土産に買っていってくれたんですよ」とは岡崎さんの言葉。作った先から飛ぶように売れる、いい時代だったそうです。

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そんなこけしブームもいつしか終わりを迎え、温泉街を賑わせた工房も減少。寂しくなったなぁ…と思っていた矢先に、ここ数年でまさかのこけしブームが再来。しかもその火付け役は女子! こけし独特の素朴であたたかい表情に癒され、その可愛さにハマる“こけし女子”が急増中なんです。


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ひとつひとつ工人の手で手づくりされた“一点モノ”というところも、大きなハマりポイント。宮城県だけでも「鳴子こけし」「作並こけし」「遠刈田こけし」「弥治郎こけし」「肘折こけし」の5つの伝統こけしがありますが、形や模様は地域によって様々。その中から自分好みのこけしを探し出し、さらにお気に入りの工人さんを見つける楽しみが、こけし女子をさらなる深みに誘います。

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「こけし女子様様ですね(笑)。イラストレーターの杉浦さやかさんと写真家の沼田元氣さんがいらっしゃって、鳴子こけしの工房めぐりマップを作っていただきました。いろんな人にもっとこけしの魅力を知ってもらえたらいいですね。家に帰って、飾ってあるこけしを見るとホッとする。それがこけしの役割なんです。」と、最後に岡崎さんは話してくれました。コレクションするのも良いですし、莉那ちゃん彩夏ちゃんのように工人さんとお話しながら自分でつくってみるのもまた楽しいですよ!


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見ようによっては、何を考えているか分からない表情が謎な雰囲気を醸し出すこけし。でもそこが可愛いんです。黙って微笑むこけしのいろんな表情を見ているうちに、女の子はキラキラ輝くべし☆という世間の風潮に染まりきれない女子の心をそっとすくいあげてくれる、そんな懐の広さすら感じてしまいました!

こけしの岡仁

kokesi-09 宮城県大崎市鳴子温泉字新屋敷51
0229-83-4051
9:00~18:00
岡崎さんが手掛けたこけしが買える他、店内で絵付け体験(1,000円)も!

【仙臺いろは編集部 H】


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