2016.12.08

仙台アート散歩 vol.6 心の灯をともすような冬のあったかアートまつり

街の小さなギャラリー『gallery swallow』が、仙台で活躍する作家さんの作品をご紹介していきます。
Vol.6の今回は、ちょっと番外編。『gallery swallow』でもおなじみの、ヨウル☆プッキさんが参加するイベント「冬灯森(とともり)まつり」をご紹介します。

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冬灯森まつりが始まります!

12月8日(木)~25日(日)までの約3週間。せんだいメディアテーク1階の『カネイリミュージアムショップ6』で、“心に灯をともすような”アイテムを取り揃えたイベントが開催されます。その名も「冬灯森(とともり)まつり」。
参加する作家さんは、アート散歩vol.01でご紹介したキャンドール作家・ヨウル☆プッキさんに、art&jewelry作家のSis.さん。そして木工作家・木のしごと 樹々さん、レザーグッズのLeather Lab. hi-hiさんの4組。この4組が集まるイベントは初めてなのだとか。
作品の雰囲気もジャンルもまったく異なる作家さんたちですが、今回のイベントには、共通のモチーフで作った作品も登場予定。選んだモチーフは“キャンドル”だそうです。4組それぞれの“キャンドル”が、どんな作品になるのか楽しみですね。

北欧に伝わる小人・トントゥがいっぱい!

今回は「冬灯森まつり」に登場する、ヨウル☆プッキさんの作品の一部を特別にご紹介します。
クリスマスが近いので、ちょっとおどけた表情のトントゥがあそこにも、ここにも!トントゥとは、北欧フィンランドに古くから伝わる小人のこと。サンタクロースのお手伝いをすることもあるんだとか。
プッキさんの作品には珍しい、鮮やかな赤をまとったトントゥは、まさにクリスマスにぴったりの作品。キラキラとラメが輝いているのもポイントです。

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「星空を運ぶトントゥ」

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「オーロラのトントゥ」「もみの森のトントゥ」

人気の白や、透き通るような青がきれいなトントゥは、降り積もる雪に注目です。まだ降り始め、初雪が舞い始めた頃の森を描いているものと、すっかり雪深くなった真冬の森を描いているものがあるのにお気付きでしょうか?もみの木の雪を見ると、その違いが分かると思います。芸が細かい!こういうちょっとした作家さんの遊び心を知ると、なんだか嬉しくなるから不思議です。

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「雪の森のトントゥ」

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「冬の森のトントゥ」

ほかにも、LEDのティーライトキャンドルにかぶせることで、ふんわりとやわらかい灯りが灯るランタンドームや、朱色や茶色を使うことでアンティークな雰囲気を出したオーナメントも登場します。
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「ランタンドーム」

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「ドロッピー」

さらにキャンドールとは別に、ヨウル☆プッキが提案する雑貨シリーズ「nuts farm」のアイテムも!陶土粘土で作ったハリネズミやキノコが、ブローチやボタン、マグネットに大変身!こちらも注目作品です。

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「nuts farm」

一気にいろいろご紹介しましたが、これはほんの一部。まだまだ素敵な作品が登場する予定なので、ぜひ12月8日(木)からスタートの「冬灯森まつり」に足を運んでみてください。“心の灯をともすような”アイテムをぜひ連れて帰って、あたたかな灯をお家でもお楽しみください。
12月9日(金)からは、「SENDAI光のページェント」も始まります。会場の『カネイリミュージアムショップ6』はせんだいメディアテーク1階にあるので、イルミネーションを眺めながら楽しむこともできますよ。

イベント告知

冬灯森まつり
日時/12月8日(木)~25日(日)10:00~20:00
会場/カネイリミュージアムショップ6(せんだいメディアテーク1F)

gallery swallow

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住 仙台市青葉区花京院2-2-59 ふじみ荘202
問 nasukawa@uracata.com
F https://www.facebook.com/galleryswallow/
I https://www.instagram.com/gallery_swallow/

※オープン情報、イベント情報、作家プロフィール等はこちらからご確認ください。
 https://goo.gl/maps/c2bApemjMxA2 
※駐車場はありません。近隣のコインパーキングをご利用ください。

To be continued!
仙台アート散歩では、毎回1人の作家さんの作品を詳しくご紹介していきます。
次号はヨウル☆プッキさんと「アトリエヒミツ埜」を運営しているワイヤー作家・maintainさんの作品を公開予定です。

※このページの情報は2016年12月09日現在のものです。
【仙臺いろは編集部】

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