お歳暮迷子ももう困らない! 喜ばれるお歳暮&基本マナー

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百貨店にはお歳暮の特設会場が開設され、本格的なお歳暮シーズンがスタートしました。「何を贈ったら喜ばれる?」「いつ頃贈るのが正解?」「相場はいくらくらい?」などなど…。毎年のことながら意外と頭を悩ませるお歳暮について、まとめてみました。

年に一度のお歳暮だから喜ばれるものをセレクト

「お歳暮に何を贈ったらいいか分からない」というお歳暮迷子の人、けっこういるのではないでしょうか。定番として人気があるのは、やっぱりビール。お歳暮ならちょっとプレミアム感のあるものを贈るのがトレンドです。その他、ハムやスイーツも絶対に外さない安定感があります。
県外の方に贈るなら、やっぱり宮城の旨いものがおすすめ! 意外なところでは、以前はタブーとされていた商品券やギフト券、贈られる側が自由に品物を選べるカタログギフトなども人気です。いろは組の熊谷さんが今回取材してきた気仙沼のフカヒレや、登米のハム・ソーセージなど、いろいろ魅力的なものが載っているカタログギフトだと、選ぶ楽しみもありますよね。

ちなみに、私が個人的にいただいて嬉しかったものは、やっぱり年末年始で人が集まる時に重宝するビール。スモークサーモンや栗きんとんなど、おもてなし料理やおせちに使えるものもポイントが高いと思います。

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改めて確認しておきたいお歳暮マナーをチェック!

せっかく喜ばれるお歳暮を選んだのに、マナーを守らないと感謝の気持ちも台無しに…。まずは贈る時期ですが、一般的には12月上旬から遅くとも12月25日までに贈るのが正解です。それ以降は「お年賀」として贈りましょう。ただし地域によって若干の差があるのでご注意を。
また予算に関しては3000円~5000円が主流。一般的に高価すぎるものはタブーですが、特にお世話になった人に贈る場合など、お付き合いの度合いによっては10000円程度のものを贈ることもあります。

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ところでお歳暮に欠かせない「のし」と言えば、お歳暮に付ける掛け紙のことだと思っていませんか? あれは正しくは「のし紙」。「のし」とは、「のし紙」に付いている小さな飾り(のし飾り)の中にある、黄色い紙の部分を指します。これは「あわび」を模したもので、贈答品に「のしあわび」を添えていた風習に由来します。少し細かいことですが、マナーをしっかりおさえた大人として、お歳暮を注文する時に「のし」ではなく、「のし紙はお歳暮で」と言えるといいですね!

【ライター 佐々木】

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