宮城県を飛び出し、ちょっと足をのばして楽しめる「旅先のいいね!」を紹介する「場外ホームラン」企画。今回のテーマは「山形 秋の味覚サキドリツアー」。大胆アレンジの「芋煮グルメ」や、年中食べられる「焼き芋」。そして、どこよりも早く!?話題の「アノ棋士」にまつわる、注目のお宿をご紹介しています。
●山形名物 芋煮がパンと合体!?
たいようパンは昭和23年に創業、ユニークなご当地パンを販売している会社です。こちらは工場の直売所。「水、土、日曜・祝日」の営業日には朝から大勢のお客さんで賑わっています。
店内にはユニークなパンがずらり。(左)ドーナッツをまるごと豆パンで包み込んだ「あんドーナッツの入った豆パン 180円」(右)食パンにあんを練り込み、ようかんでコーティングした「ようかん・あんデニッシュ 720円」。
そして!今回のテーマ「秋の味覚サキドリ」として紹介したいのが、山形の名物・芋煮をアレンジしたという(左)「山形 いも煮カレーパン220円」。山形芋煮の特徴、しょうゆ味と牛肉の甘味はそのままに、甘口カレーとミックス。コク深い味わいと、丸ごと入った里芋の食感が楽しい新感覚のパンです。生地をナン風にアレンジしたという(右)「山形 いも煮カレーナン 250円」も人気です。
たいようパン(工場直売所)
住/山形県東置賜郡高畠町深沼2859-6
電/0238-52-1331
営/[水、土、日曜、祝日]9:00~ 売り切れ次第終了
※サマータイム(6月2日~9月末)8:00~ 売り切れ次第終了
WEB/http://www.taiyopan.com/
●年中楽しめる焼き芋
秋の味覚の代表格「焼き芋」。近年山形では、焼き芋を年中楽しめるお店が増えているんだとか。その中でも有名なのがこちらの「やきいもや」。
こちらの焼き芋、見た目ではわかりづらいですが実は、キンキンに冷えた「冷やし焼き芋(特大)350円」。凍らせているわけではなく、食感はしっとりなめらか。甘さもアツアツの焼き芋そのままなのが驚き。店主の斎藤さんが独自の研究を繰り返し編み出した製法で作られているんだとか。
またバニラアイスを乗せて食べるのもオススメ。溶けたアイスが冷たい焼き芋と合体し、未体験の焼き芋を味わえます。
やきいもや
住/山形県山形市大手町8-15
電/023-674-8586
営/11:30~18:00
休/水曜
●話題の棋士が訪れる!?天童の宿
天童市にある「ほほえみの宿 滝の湯」こちらの”あるお部屋”が話題を集めているんだとか。
こちらがその和室ですが、ナゼ話題なのか、わかりますか?ヒントは「天童市の伝統工芸品」そして天井の一部が外れるようになっています。そこにはカメラが取り付けられるんだとか…。
天童と言えば、将棋の駒の生産地。実はこの部屋、将棋の8大タイトル「竜王戦」の対局場として使用されている「竜王の間」というお部屋なんです。今夏、藤井聡太さんが「棋聖」と「王位」のタイトルを奪取して話題を集めていますが、この快進撃が続けば、いずれこの「竜王の間」でも名勝負を繰り広げてくれるだろう。ということで注目が高まっているんです。今年は残念ながらトーナメントの途中で敗退してしまいましたが、来年こそ挑戦者として、藤井二冠がこの部屋を訪れてくれるかもしれません。
ほほえみの宿 滝の湯(たきのゆ)
住/山形県天童市鎌田本町1-1-30
電/023-654-2211(受付 9:00~21:00)
WEB/https://www.takinoyu.com/
※このページの情報は2020年8月28日現在のものです。
【いろはマガジン編集部 加藤 匠】