宮城県を飛び出し、ちょっと足をのばして楽しめる「旅先のいいね!」を紹介する「場外ホームラン」企画。今回は菅新総理の出生地としても話題の秋田県湯沢市へ。湯の街としても有名な湯沢市ですが、全国的にも人気の高いグルメが生まれた街でもあるんです!
●湯の街を見て堪能!湯けむりに包まれる絶景スポット
湯の街・湯沢を象徴する「小安峡大噴湯(おやすきょうだいふんとう)」。岩肌から湧き出る熱湯と湯気に包まれる迫力満点のスポットです。冬の間、遊歩道は閉鎖されてしまうので、これからの時期は橋の上から見下ろすのがおすすめです。
小安峡大噴湯
住/秋田県湯沢市皆瀬湯元5-1
●日本三大●●●で温まる!
湯沢市で生まれたのは、「稲庭うどん」!日本三大うどんとしても有名です。細いのにコシがあり、のどごしがいいつるつるっとした食感が人気ですよね。いろは組が訪れた「佐藤養助総本店」では、稲庭うどんができる工程を見学したり、製造体験ができたりします。
雪見うどん ¥1,045
今年の春にリニューアルオープンしたというレストラン「別館 養心庵」で頂いたのは、寒い季節にぴったりの雪見うどん。上に乗っている黒いつぶつぶは、「畑のキャビア」とも呼ばれる「とんぶり」です。秋田ならではの食文化が詰まったあったかい一品。
稲庭中華そば ¥715
こちらは、稲庭うどんと同じ製法で作られた中華麺を使用したラーメン。コシの強さとのどごしの良さは、まさに稲庭うどんと共通!鶏ガラベースのスープは、あっさりしながらも奥行きがあり、味わい深い一杯です。
佐藤養助 総本店
住/秋田県湯沢市稲庭町稲庭80
電/0183-43-2911
営/工場見学 9:00 ~ 16:00、販売 9:00 ~ 17:00、食事 11:00 ~ 17:00
休/年末年始
WEB/https://www.sato-yoske.co.jp/shop/head-shop/
●秘境の温泉宿でゆったり時間
湯沢駅から車で40分ほど。山あいにある奥山旅館の客室には、一般的に宿泊施設にある「あるもの」が設置されていないんです。でもそのおかげで、ゆったりした時間を過ごすことができるんです。詳しくは動画でチェック!
奥山旅館のあるエリアは泥湯温泉と呼ばれ、濁ったお湯がその名の由来となっています。2人が入ったお風呂「大露天風呂」は目の前に山が迫り、自然に溶け込んだお風呂。温泉の底には、湯の花が混じった泥が沈んでいて、温泉情緒をより楽しむことができます。
奥山旅館
住/秋田県湯沢市高松泥湯沢25
電/0183-79-3021
休/不定休
WEB/https://www.doroyu.com/
●湯沢の囲炉裏で生まれた名物グルメ
1本 ¥760
湯沢生まれのもう一つの名物グルメと言えば「いぶりがっこ」。大根などを煙でいぶして作る漬物のことで、湯沢市雄勝野地区の発祥だそう。雪深い雄勝野地区では、漬物となる大根を十分に天日干しできず、それを家の中の梁に括りつけ、囲炉裏火の熱と煙で干しあげたのが、いぶりがっこのルーツなんです。
この日、特別に見せてもらった「いぶし小屋」の景色は圧巻!小屋の天井には6,000~6,500本もの大根が所狭しと並べられ、サクラとナラの木材は3~5日間、火を絶やさずに燃やし続けられるんだそう。秋~初冬にかけてしか見られない特別な光景です。
その食感は、いろは組・澁谷いわく「パリパリと言うよりバリバリ」!その抜群の食感と、いぶされたことによるスモーキーな香りに食欲が止まりません。
雄勝野きむらや
住/秋田県湯沢市下院内常盤町91
電/0183-52-3650
WEB/https://www.iburigakko.com/
※このページの情報は2020年11月27日現在のものです。
【仙臺いろは編集部】