5月13日、せんだいメディアテーク (仙台市青葉区) で「劇場版 荒野に希望の灯をともす」の試写会が行われました。
上映されたのは、アフガニスタンとパキスタンで病や貧困に苦しむ人々に寄り添い続けた医師・中村哲さんのドキュメンタリー映画。
画面に映し出されたのは作業着姿で石を運ぶ中村哲さん。
大干ばつで渇きと飢えで人々は命を落とし、農業は破壊。乾いた大地を甦らせるため用水路の建設を決断。７年の歳月をかけ用水路は完成。
マルワリード用水路
荒野は広大な緑の大地へと変貌し、いま６５万人の命が支えられています。
中村さんがさらなる用水路建設に邁進するさなか、2019年12月凶弾に倒れました。
中村哲さん
試写会後、20年以上中村さんを撮影し続けた谷津賢二監督が登壇し、作品を通して「希望を受け取ってくれたら嬉しい」と語りました。
谷津賢二さん
試写会に参加した女性は「一緒に用水路を建設した人たちがいまも頑張っているという話を谷津監督から聞いて、中村さんの思いがきちんと受け継がれていて良かった」と話していました。
「荒野に希望の灯をともす」仙台上映情報
6月8日（木） ①10：30 ②12：30 ③14：30 せんだいメディアテーク スタジオシアター
6月9日（金） ①13：40 ②15：30 ③19：00 せんだいメディアテーク スタジオシアター
6月10日（土） ①10：30 ②12：30 ③14：30 ④16：30 ⑤19：00 エル・パーク仙台 ギャラリーホール
前売券 一般・シニア 1200円
当日券 一般・シニア 1500円 大学生 1300円 中高生 800円
【プレイガイド】
せんだいメディアテーク1Fミュージアムショップ
みやぎ生協文化会館ウィズ（日祝休み9：30～17：30）
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