2023.07.13

ベビーファースト運動に参画…”子供を産み、育てたくなる”社会実現への挑戦

■ベビーファースト運動とは?
公益社団法人日本青年会議所が2021年6月より推進している、子育て世代が”子供を産み、育てたくなる”社会を実現させるための運動です。
参画団体は332団体、そのうち宮城県内は6団体となっています。(2023年7月13日時点)

そんな中、仙台銀行(本店:仙台市)は、今年3月にベビーファースト運動に参画しました。
全国でベビーファースト運動に参画している金融機関は6つ(2023年7月13日時点)で、宮城県内の金融機関では初となります。

仙台銀行の「ベビーファースト運動」の取り組みを紹介します。

◆本店5階住宅ローンプラザに設置されたキッズスペース

隣の応接室からも見える構造になっているので、子連れのお客さんも安心です。

◆企業主導型保育園施設「ちゃいるどらんど南小泉じもと保育園」

南小泉支店跡地に建てられた保育園は、仙台銀行の行員だけでなく、取引している企業や地域のこどもたちも利用できます。

◆育休が取りやすい職場環境に
こどもが保育所に入れない場合、3歳になるまで育休が取得でき、小学校卒業まで時短勤務をすることができます。いずれも厚生労働省の基準(育休:2歳になるまで、時短勤務:3歳になるまで)よりも長く設定されているのが特徴です。

◆フォローアップセミナーを開催
育休中の行員に対し、保健師や職場復帰した先輩によるアドバイスなど様々な方面から支援を実施。育休中の不安や悩みの解決に向けサポートします。

◆現在育休中の相澤さん(こども:0歳5か月)

「育休を取るのが当たり前の雰囲気の中で皆さん送り出してくださるので、育休を取りにくいと感じたことはありません。男性が取る育休の期間がもっと長くなると、”パパ”も“ママ”も育児に参加する意識が強くなっていくと思います。」

◆男性の育休取得率アップにも尽力
男性の育休が女性に比べ短いという課題にも取り組んでいます。
産後パパ育休を取得した男性行員のインタビューを社内のイントラネットで公開。
産後パパ育休を分割して取得する男性社員も増えているということです。

仙台銀行の担当者は、「ベビーファースト運動への参画を機に更に意識を高めていき、今後も行員一丸となり子育て支援に取り組んでまいります」と話していました。

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