湿気、雨、汗。「まとまらない」「崩れる」「暑い」など、梅雨〜夏シーズンのヘア問題って、どうしたらいいの? ということで、仙台の人気ヘアサロンで働く女性スタッフのリアルヘアをリサーチ! サロンガールのみなさんは、アレンジで賢くおしゃれに対策をしていました。
もはや崩れようがない「タイトなひとつ結びアレンジ」
BRooCH スタイリスト
MINAさん
「まず、耳上の毛を後ろでひとつに結んでハーフアップに。その後、下の毛も一緒にとりながら、ハーフアップの毛束を等間隔にゴムで結んでいきます。くるりんぱアレンジはみんなやっていますが、これはゴムで縛っていくだけなので、もっと簡単! 前髪は直毛でカッパのようになってしまうので、アイロンでグリグリに巻いて動きを出します」
アイロンで巻く前に
ベーススプレーをシュッ!
「巻く前にベーススプレーを振っておくと、巻きがしっかりついて長もちします。私が使っているのは、N.ベースヘアスプレー1(ナプラ・美容室専売品)。キープ力がアップ」
Garden hair ネイリスト
加藤優花さん
Instagram:giliabygarden
「ポニーテールを三つ編みにしただけの“ラーメンマン”風アレンジ(笑)。一度ゴムで結んでおくことで、三つ編みがしやすく崩れにくくもなります。三つ編みはキツめに、毛先ギリギリまで編むのがポイントです。前髪はクセがひどいので、パーマが欠かせません。この時期は前髪パーマが楽ですよ〜」
ポニーテールの
結び目はゴムを隠す!
「ポニーテールにした後、毛束から1束とって結び目にぐるぐる巻きつけていきます。毛先は内側でピンどめ。このひと手間で、簡単なアレンジも凝った印象に!」
短くてもおしゃれにできる「ボブのひとつ結びアレンジ」
BRooCH スタイリスト
CHIAKIさん
Instagram:brooch_chiaki
「サイドの毛を編み込みに。毛先をダッカールなどで仮どめしながら逆サイドも編んだら、後ろですべてまとめてゴムでひとつに束ねます。編み込みのかわりに、二つ編みや三つ編みでもかわいいです。きっちりしすぎないように、顔周りはおくれ毛として少し残しておくのがポイント」
ふわり、おくれ毛で
“柔らかそうな髪”に!
「髪が硬いので、顔周りのおくれ毛は細かく巻くのが秘訣です。前髪はアイロンでワンカール。湿気シーズンはブローのみではなく、しっかりアイロンを入れるのがマスト」
巻いてスッキリおしゃれ「ターバン風スカーフアレンジ」
Garden hair レセプショニスト
松倉 梢さん
Instagram:gardenhair_kozue
「ショートヘアは襟足が浮いたりハネたりしやすいので、スカーフを巻いて抑えます。巻き方のコツは、襟足を押さえつけるように後ろから巻くこと。バランスを見ながら毛先を外に出します。直毛のためパーマをかけているので、湿気があってもクシャッといい感じになるんです」
ウェットスタイリングで
パサつき・広がりをセーブ!
「湿気シーズンはバームワックスやオイルを使って、ウェットな質感に仕上げるのが◎。ザ・プロダクトのワックスをちょっと多めにつけて、パサついた毛先にツヤを出します」
KiRANA SENDAI アシスタント
飯田亜美さん
Instagram:popo2kuku
「ベースの長さは鎖骨下ですが、レイヤー(段)が入っているため、まとめたときにぴょんぴょんと短い毛が出てしまうのが難点。おだんごを作るときは、ポニーテールからねじってキツめに巻きつけるのがコツです。後ろはキレイにまとまらなくても、スカーフを巻けばごまかせるので問題ナシ」
スカーフ×イヤリング
でおしゃれコーデ!
「スッキリまとめたアレンジに、スカーフと大きめのイヤリングを合わせて、全身のバランスをとります。“洗顔スタイル”にならないように、顔周りにはおくれ毛をちょろっと」
服装に合わせてコーディネートをするのが楽しいスカーフ。大人女子の定番ひとつ結びも、ひと工夫加えたアレンジならこなれた雰囲気に。今シーズンは「ひとつ結びアレンジ」と「スカーフアレンジ」で、梅雨〜夏のヘア悩みをスッキリ解決! おしゃれもゲット!
SALON DATA
●BRooCH(ブローチ)
022-748-6839
仙台市青葉区一番町3-10-22 文化堂ビル2F
https://beauty.hotpepper.jp/slnH000219674/
●Garden hair(ガーデン ヘア)
022-266-3663
仙台市青葉区中央2-2-5 あおば通駅前ビル2F
http://garden-hair.com/
●KiRANA SENDAI(キラーナ センダイ)
022-722-0815
仙台市青葉区中央2-10-20 三栄広瀬通ビル3F
http://kirana-group.com/
※このページの情報は2018年5月30日現在のものです。
【ライター 池田直美】【撮影 門山夏子】