あれから5年。今こそ見直したい、防災・減災対策

「ザ・ガーデンズ勾当台通タワーレジデンス」にも採用されている免震構造。地震が多いエリアに暮らす身としては、こういった住まいの構造自体も気になるところですが、地震被害を最小限におさえるためには、日頃から防災・減災意識を高めていくことも大切です。そこで改めて、今すぐできる防災・減災の備えについて考えてみましょう!

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まずは身の安全を確保!次に家族の安否確認を。

地震が発生した時に一番大切なことは、自分の命を自分で守るという強い意識。そのために、一人ひとりが慌てずに状況に応じて適切な行動をすることが重要です。自宅、職場、外出先の屋内で揺れを感じた時は、丈夫な机の下に隠れたり、窓ガラスや陳列棚から離れるなど、落下物や転倒物に注意が必要!屋外の場合はブロック塀から離れたり、窓ガラス、看板などの落下物から身を守るために建物から離れましょう!頭では分かっていても、いざ強い揺れに襲われるとキッチンの火元を確認してしまったり、慌てて外に出ようとしてしまったり、壁に寄り添ってしまったりと、なかなか落ち着いて行動できないものです…。改めて、地震発生時の行動の確認を!
また、揺れがおさまって自分の身の安全が確保できたら、次は家族の安否確認です。日頃から地震発生時の安否確認の方法や集合場所などを家族で話し合っておきましょう。
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ちょっとの工夫でできる防災・減災対策!

日頃の備えがしっかりしていれば、いざ地震が発生した時にも少しは安心!例えば家具や家電の転倒・落下を防ぐ器具を取り付けたり、背の高い家具の配置を考え直すのも、今すぐできる備えの一つ。我が家は吊り下げ式の照明器具を見直し、ぶつかったり落下したりしてもダメージが少ないシリコーン製にしました。
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また備蓄品や非常持出品を準備しておくことも、安心材料の一つになります。目安として最低限3日間程度の水や食料品は備蓄しておきたいところ。災害用備蓄品として準備しておくと、ついうっかり忘れて賞味期限が切れてしまうこともあるので、ペットボトルの水や缶詰など、日常生活で定期的に使いながら、なくなった分を補充していく備蓄方法をおすすめします。非常持出品は避難生活に必要なものをリュックなどに入れて準備。中身のセレクトはもちろんですが、ここで大切なのは置き場所です。クローゼットの奥深くにしまいこんでいると、いざという時に持ち出せません。玄関やリビングなど、持ち出しやすい場所に置いておくと安心です。

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東日本大震災から5年。改めてあの日自分の身に起こったことを思い返して、防災・減災対策を見直してみましょう!

【ライター 佐々木】

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