【ニューオープン】看板娘は柴の女の子! 今週のカフェ&スイーツ*43話『Dining cafeあん子の庭』

ガラス張りのドアの向こう側に陣取って、お客さんが訪れるたび人懐っこくお出迎えしてくれるのは「Dining cafe あん子の庭」のアイドルあん子ちゃん。その場に誰かいるだけで自然にテンションが上がってしまう柴の看板娘です。

写真を撮ろうとすると、ちゃんと静止してポーズを取ってくれるデキル子!

あん子ちゃんの魅力に阻まれて、なかなか中に進めません(笑)。
「よろしければ横顔もどうぞ」

そんなあん子ちゃん擁する「Dining cafe あん子の庭」が鉄砲町にオープンしたのはこの4月。オーナーの落合さんは以前バーを営んでいたそうで、昼はカフェ、夜はバーと、時間帯によって違った顔を持つお店が出来上がりました。

うなぎの寝床のように奥に伸びる店内を進むと、外のウッドデッキに繋がるスペースが広がっています。木目と石畳のフロアとウッドデッキを地続きにすることで、お店全体がひとつの庭のイメージになるよう設計士さんへお願いしたとのこと。

フロアに置かれているのは、木とアイアンで統一したデザイナブルなチェアとテーブル。よく見るとひとつひとつデザインが違うので、お気に入りの家具を見つけて座ってみるのも楽しそうですね。

「あん子の庭」の看板メニューは、鋳鉄製の厚手フライパンであるスキレットのお料理。高い蓄熱性で煮込み料理や焼き物が美味しく仕上がると評判のスキレットを使い、ハンバーグ、ミートドリア、キーマカレーなどボリューミーで深みのあるランチが味わえます。
さてクイズ。こんがり美味しそうに焼き上げられたこちら、一体何のメニューでしょう?

答えは…オムライス(¥750)でした! 卵を2つ使い、卵とソースとライスを3層に重ねたオリジナルメニュー。スプーンを縦に入れると、こんもりと膨らんだメレンゲのような卵白がお目見え。ふわふわの卵とコクのある自家製ソースとの相性が最高の一皿です。
※スープ・ミニサラダ・ソフトドリンク付きで¥900、ミニデザート・ソフトドリンク付きで¥900、スープ・ミニサラダ・ミニデザート・ソフトドリンク付きで¥1,100。

合わせてオーダーしたいのが、ボリューミーに泡立てられたミルクの白さが目を引くカフェラテ(¥420)。口の中に含んでもすぐには崩れない、少し硬めのミルクの食感が絶妙。

おやつ気分の時はドイツ風パンケーキのダッチベイビーを是非。ベーシックなパンケーキと違ってクレープのような軽さが特徴の、外側はカリカリ内側はモチっとした味わいです。シンプルなキャラメルバター(¥800)の他、3種のベリーソースやあんこと抹茶アイス、くるみとローストとバニラアイスなど、様々なトッピングを楽しんで。

夜には専任のバーテンダーが入るという趣きのあるカウンターには、お酒の瓶がズラリ。ローストビーフや、赤ワインに漬け込んだドライイチジクなどお酒に合うおつまみやフードのメニューを眺めていると、夜もお邪魔したくなってきました。もちろん昼飲みも可能ですよ!

遠方から訪れる人はもちろん、地元の人にも気軽に来てもらえるような場所に。そんな想いのもと、肩ひじ張らずにオープンした同店。あん子ちゃんの庭にお邪魔しているうちに、いつのまにか自分の家の庭にいるような、不思議に居心地の良い空気が流れる一軒です。

“私もいるよ~!!”見つけました


実はもうひとり。看板娘のくるみちゃん。あん子ちゃんほどアグレッシブではないせいか、一番手の陰に隠れがちな存在ですが、懐いてくれると途端に愛らしさを発揮します❤

Dining cafeあん子の庭

仙台市宮城野区鉄砲町西1-8
022-256-3790
カフェ 11:30~15:00(L.O.14:30)
ディナー17:00~24:00(L.O.23:30)
※日曜11:30~20:30(L.O.21:00)
不定休

※このページの情報は2017年9月15日現在のものです。
【ライター 鈴木紘子】【撮影 門山夏子】

ACCESS MAP

この記事をシェアする