大ヒット公開中の映画『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』で主演に初挑戦! EXILEと三代目J Soul Brothersを兼任するパフォーマーで、俳優としても活躍中の“岩(がん)ちゃん”こと岩田剛典さん。キレッキレの迫力あるダンスパフォーマンスがカッコよくて、それでいてこの甘いルックス、時折見せる笑顔がたまらなーい! しかも、中学から大学まで慶応の頭脳派エリート。まさにパーフェクトな“理想の王子様”として、今若い女性たちの間で大人気! そんな魅惑のプリンス、岩田さんが『仙臺いろは』に初登場です!!
『図書館戦争』シリーズなどで知られるベストセラー作家、有川浩の人気小説を映画化した『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』。仕事もプライベートもなんだかうまくいかない23歳のOL・さやか(高畑充希)が、ある日、アパートの前でお腹をすかせて倒れていた謎の青年・樹(岩田剛典)と出会うところから物語はスタート。成り行きで、ふたりは半年間の期限付き同居生活を始めることに。植物に詳しい樹は、たびたびさやかを外へと連れ出し、一緒に拾った野草で料理を作って食べさせてくれる。そんな名前しか知らない彼との日々に、幸せを感じていくさやかだったが…。料理上手で植物オタクで、でもそれ以外は謎に包まれているミステリアスな樹を爽やかに演じた岩田さん。映画初主演にかける胸のうちや撮影中のメイキングストーリーなど、たっぷり語ってもらいました!
原作が人気小説の作品で初主演を飾れて、光栄です
初めて主演のオファーをいただけて、純粋にすごく光栄な気持ちでした。原作が、なぜ今まで実写化されなかったのかな?っていうくらい人気の小説だったので、そういった作品の主演を務めさせていただけたことも、またうれしかったです。
プレッシャーはありましたか?
初主演ということでやはりプレッシャーはありましたね。小説の実写版ということで気負う部分もあったんですけど、原作者の有川さんから「岩田くんが思うように、思いっきり自由に演じてください」と言っていただけて、肩の荷が下りました。その言葉のおかげで、迷いなく演じることができたかなと感謝しています。相手役の高畑充希さんは僕より年下ですが、芸歴10年の経験豊富なベテラン女優さん。現場では安定感がありましたし、高畑さんのおかげですごく助けられたところもありました。
監督の三木康一郎さんからリクエストされたことはありますか?
最初の打ち合わせで、「樹がさやかを好きになるポイントを自分の中で決めておいてください」と言われました。それで台本を読みながら、樹がさやかに花冠を作ってかぶせるシーンがあるんですけど、そのシーンにしよう!と決めて、クランクインしたんです。そのあたりの樹の心情やふたりの変化も見てもらえたらうれしいですね。
(C) 2016「植物図鑑」製作委員会
とびきり甘いラブストーリー。決め台詞&キュンシーンの連発!!!!
本当に心温まるいい映画ができたなぁ、と思いました。撮影しているときはモニターチェックとかもしてなくて、撮り終わった後は監督さんやプロデューサーさんにおまかせだったので、どんな感じになるかは想像もつかなかったんです。出来上がったものを見たら、音楽や景色がすごくキレイで! 映画としてキレイな作品になったなぁと思いました。
胸キュンシーンも多々! ご自身でご覧になっていかがでしたか?
うーん、そうですね〜。恥ずかしかったです…、はい(笑)。撮影当時は樹になりきっていたので、恥ずかしいという思いは全然なかったんですけど、撮影したのが一年くらい前なので、時間が経ってから見るとなかなか恥ずかしいものがありますね。
樹は決め台詞も多い役柄。ドキドキさせられました!
正直、最初に台本を読んだときには、「これは…。な、なんなんだろう?」と戸惑う台詞もありました(笑)。でも三木監督は撮りたい絵が決まっている監督さんだったので、まず最初に監督の撮りたい絵を共有させてもらって、そこに自分の芝居を組み込んでいくという作業を行っていったんです。だから、自分では絶対言えない台詞も、現場では意外とすんなり言えました。
岩田さんと樹、共通点はありますか?
樹は、自分の道を切り開いていく男らしいタイプの人間。もともといた環境から抜け出して新しい道を歩んで行くっていう姿勢が、自分と近いところがあって共感できましたね。僕も最初は普通の大学生で、三代目J Soul Brothersのメンバーとしてデビューして一気に世界が変わったから。そういえば、初めて仙台を訪れたのは学生時代、就職活動をしているときでした! 仙台で開催された商社セミナーに参加したことがあったんです。説明会を受けたり、OB訪問をしたり。デビュー前はマジメに就職活動をがんばっていたんですよ、僕(笑)。
料理を作るシーンは、すごく練習した!
樹とさやかが一緒に料理を作るシーンかな。樹がさやかに作り方を手取り足取り教えながら作っていくんですけど、実はあそこはそんなに台詞はなくて、ほぼアドリブ。現場の空気感がいちばん感じられるシーンだったかなと思います。ほかにも料理シーンが多くて、自分は普段そこまで自炊する方ではないので、撮影に入る前にすごく練習しました。フライパンでオムレツを一連で作るシーンとかもあったので、手順から盛りつけまでちゃんと覚えてから撮影に挑みました。
撮影で苦労したシーンは?
ラストの方で、大勢のエキストラの前で話をするシーンがあるんですけど、そこがけっこう大変でしたね。この作品は高畑さんとのふたり芝居が続く中、そのシーンだけ人がたくさんいて、しかもけっこうな長ゼリ(長い台詞)を一連で撮るシーンだったので緊張しました。ステージでパフォーマンスするのとはまた違う、一発で決めないとどんどん追い込まれていくぞ、っていうプレッシャー! 途中で甘噛みとかしちゃって、「すみません、もう一回やらせてください」っていうのはありましたね(笑)。キレイに決まったときには、エキストラの方々から拍手が起きました。思わず笑っちゃいましたけど。
撮影中は、全国ツアーの真っ最中だったんですよね。大変だったのでは?
ライブを3日間連チャンでやって、次の日は朝イチで夜まで撮影やって…っていう生活だったんで、いつも以上に体調管理にはすごく気をつけました。スケジュール面で忙しかったという覚えもありますが、撮影はロケが多くて、夏場のロケだったんですごく気持ちよかったんです。常にコンクリートジャングルの中で生活している自分にとっては、すごく気分転換になりましたよ!
劇中に登場するたくさんの植物が美しくて魅力的ですが、草花には詳しくなりましたか?
ぜんぶ知ってましたよ! 僕、そんな都会で育ったっていう感じではないんで。地元では、けっこうその辺に普通に生えてましたよ。あ、でも「コメツブツメクサ」は知らなかったかも(笑)。
(C) 2016「植物図鑑」製作委員会
タイトルにちなんで、もし岩田さんが図鑑を作るとしたら、どんな図鑑を作りたいですか?
うわー、難しいのがきたなぁ(笑)。人間図鑑、ですかね! いろんなタイプの人間について、これを見ただけでわかるっていう本があれば、僕自身も欲しいです。人それぞれみんな違っていて、だからコミュニケーションをとるのが難しいわけじゃないですか。そういうのに興味があります。
最後に、改めて映画の見どころを教えてください!
恋がしたくなる映画です。大切な人がいたら、その人のことをより強く感じたくなるし、好きな人がいたら、その人に会いたくなる映画だと思います。王道のラブストーリーだけど、それだけでもなくて。『植物図鑑』というタイトルの通り、日常に根ざす草花の温かみだったりとか、人と暮らすことの小さな幸せだったりとか、そういうことを改めてほっこり感じられる心温まる映画になっています。ぜひ、劇場でご覧ください。
EXILE/三代目J Soul Brothersのパフォーマーとしての岩田さんとはまた違う、俳優・岩田剛典の新境地! 子犬のように愛らしいクリーミーな笑顔にキュン♡ まるで素のような、無防備でナチュラルな雰囲気にハラハラ♡ …かと思いきや、たまに見せるちょっぴりSっ気のある一面が男らしくて、ドキッ♡ 今まで見たことのない、いろんな岩ちゃんがひろえる映画です。あー、こんな彼がうちにも来てくれないかな〜!
『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』
(C) 2016「植物図鑑」製作委員会
原作 有川浩「植物図鑑」(幻冬舎文庫)
監督 三木康一郎
脚本 渡辺千穂
音楽 羽毛田丈史
配給 松竹株式会社
制作プロダクション ホリプロ
映画公式サイト http://shokubutsu.jp/
宮城県内ではMOVIX仙台、MOVIX利府、109シネマズ富谷、イオンシネマ石巻、イオンシネマ名取、シネマ・リオーネ古川で公開中!
運命の出会い、信じていいですか。
「お嬢さん、よかったら俺を拾ってくれませんか?噛みません、しつけのでた良い子です。」
何のとりえもない普通の女の子・さやか(高畑充希)の目の前に、ある晩現れたのは行き倒れた青年・樹(岩田剛典)。思いもよらない出会いから突然始まった、2人の「半年」という期限付きの同居生活。しかし彼は、自身の名前と、野草に詳しいということ以外は、謎に包まれていた。
「彼氏じゃないんだよね・・・?」
知らない世界を優しく教えてくれる樹と、毎日過ごすうちに、積もっていく「好き―」という気持ち。
けれども、彼には、ある秘密があった―。
恋を知り、傷つき、もがきながら、少しずつ変わっていくさやか。樹の抱えた秘密と彼の本当の想いとは?
やがて、二人の恋の行方は、驚きの感動のラストへ―。