宮城県を飛び出し絶品グルメ・面白スポットなど「いいね!」な情報を野球のノック風にビジバシ紹介するコーナー「千本ノック 場外ホームラン」。今回の旅は「福島のラーメン最新事情」。福島と言えば、喜多方ラーメンや白河ラーメンが有名ですが、ここ数年そのご当地ラーメンの人気を凌駕する新進気鋭のラーメンが続々誕生しているんだとか。今回はラーメン大好き!仙臺いろは組 佐藤友紀乃選手が調査に行ってきました。
麺や うから家から
特もやしラーメン ¥950
もやし!!!の第一印象がすごいラーメン。実はこのラーメン「身体に優しい」がコンセプト。添加物を極力省き食材本来の味だけで勝負しているんだそうです。
鶏や魚介、香味野菜で作り上げた繊細なスープに、国産小麦にこだわった全粒粉の麺。もろみに漬け込んだチャーシューも見た目はガッツリ系ですが、体に優しい食材にこだわったヘルシーなラーメンなんだそうです。
なかなか麺にたどり着けない場合は「天地返し」というテクニックがオススメ。麺を器の底からひっぱり出し、崩したもやしの上に乗せることで麺が伸びることを防ぐんだとか。このテクを知っておけばアナタも立派なラーメン通かも。
■麺や うから家から
住/福島市置賜町8-37
電/024-597-7887
営/11:00~15:00
休/火曜
麺処 あんかつ
とろ~りチーズまぜそば ¥950
福島駅から車で20分、松川町にある「麺処 あんかつ」。今年1月に発表された新作のラーメン「とろ~りチーズまぜそば」が常連客の間で話題。3種類の油(鶏油・ラード・ネギ油)に醤油ベースのタレ。豚骨と鶏白湯をあわせたWスープ。コシのある太麺にもやしと肉味噌をトッピング。仕上げに唐辛子パウダーと一味唐辛子をふりかけ、アツアツトロトロのチーズをたっぷりとオン!
麺を持ち上げると、チーズがとろ~り!圧巻のハシ上げです。
最初は唐辛子がたまらなく辛いのですが、食べ進めていくとチーズのまろやかさに助けられ、辛さとマイルドさ両方を感じる不思議な味わいに変化。最後まで一気に食べ進めてしまう美味しさです。
■麺処 あんかつ
住/福島市松川町字鼓ヶ岡38-2
電/024-502-6452
営/11:00~15:00 17:30~20:00
休/水曜
自家製麺 うろた
醤油の純鶏ソバ ¥800
福島のラーメンフリークから絶大な支持を集めているラーメン店「自家製麺 うろた」。その看板メニューが「醤油の純鶏ソバ」。香りが立つ生醤油のタレに、鶏のみから抽出したというスープ。麺は歯切れのよい自家製の細麺。こだわりのチャーシューはなんと4種類!
こだわりのチャーシュー4種類。(左上)炭火で薫製風に仕上げた豚バラロール。(右上)めちゃめちゃ柔らかく煮込んだ豚バラ肉。(左下)低温調理で仕上げたジューシーな内もも肉。(右下)コリコリ食感が楽しい鶏チャー。
ペイントクレイジーミルクミソラーメン ¥900
常連客はもちろん、福島のラーメンフリークの間で号外的なスピードで話題になったという衝撃の一杯。実はこのラーメン、ほとんどが野菜から出来ているそうなんです。
気になるカラフルなインクの正体は「黒:竹炭」「緑:ほうれん草」「赤:ビーツ」「茶:ポルチーニ茸」「黄:かぼちゃ」「紫:ムラサキさつまいも」。着色料などは使わずすべて素材の色を活かしているというから驚きです。
平打パスタのようなコシの強い太麺に、アーモンドペーストをはじめ大豆やくるみを合わせた植物由来のミルクスープと、カラフルなインクを絡めて召し上あがれ。「食べる場所によって味わいの変化が楽しめます!」とリポーターの佐藤友紀乃選手も感動の1杯でした。
■自家製麺 うろた
住/福島市新町3-14
電/024-572-3383
営/11:00~14:30 17:30~21:00
休/水曜
※このページの情報は2019年3月19日現在のものです。
【仙臺いろは編集部】