2016.07.07

いたるところに猫!猫!猫! 石巻の田代島に行ってきた(前編)

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いよいよ夏到来! 梅雨が明けたらいろいろとお出掛けしたくなりますね。
なんて言ったところで、ドカーンと遠出する時間も余裕もないわ! そんな人に是非読んでほしい今回の記事。思い立ってサッと行ける距離なのに、非日常を味わえるワンダースポットが宮城にはたくさんあるんです。
そのひとつが“猫の島”とも呼ばれる石巻の田代島。豊漁の神様として猫を大切にする田代島は、島の人口より生息する猫の数の方が多いという猫好きにはテンションの上がる素敵な離島。というわけで、カメラマンとライター2人組で行ってきた模様をレポート。ほとんど猫しか撮っていません! ではレッツスクロール!

6月某日 
9:00 石巻・旧北上川河口船着場から「ブルーライナー」に乗船

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朝7時過ぎに仙台市内を車で出発。三陸自動車道を走って石巻河南ICで下り、石巻・旧北上川河口船着場(網地島ライン石巻発着所)へ。田代島に向かうフェリーは1日3便(2016年6月時点では9:00発、12:00発、15:30発)のみのため、9時の朝イチ便を逃してしまうと島で丸1日遊べません。(詳しくは網地島ライン株式会社HPへ
ちなみに、石巻駅から船着場までは路線バスも出ているので、公共機関を乗り継いで行くことも可能です。

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2階デッキに上がると、お見送りのカモメが一羽。

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エサが欲しいのか、乗船客の至近距離まで飛んできます。残念だけどもうエサをあげてはいけないことになったんだよ、港にお帰り…。でも優に30分は期待のまなざしを向けられました。

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45分ほどのプチクルージングですが、港を離れるにつれ、澄んでいく海を眺めながら潮風に吹かれるデッキは気持ちいい! ただし、波の状態によりますがデッキはわりと揺れるので、乗り物酔いしやすい人は酔い止め必須かも。

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お、あれに見えるは田代島!

9:46 田代島・仁斗田港に到着!

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田代島には大泊港と仁斗田港の2つの港がありますが、猫スポットが多いのは仁斗田港エリア。私たちは仁斗田港で下船しましたが、大泊港と仁斗田港の中間地点に観光スポット「猫神社」があるので、手前の大泊港で下船し「猫神社」に寄りつつぶらぶら仁斗田港に向かって散策するルートもおすすめです。

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港で仙台市内から訪れたサイクリンググループと遭遇。フェリーに自転車を積んで持ち込み、島をぐるっと回る予定だそう。なるほど~こういう遊び方もあるんですね! 気を付けていってらっしゃーい。

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工事現場のバリケードももちろん猫!

9:50 さっそく猫に出会う

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港の右手側に公衆トイレを発見。とりあえずここに寄って…のはずが、遊歩道の半ばにあるあずま屋で足止め。ハイ撮影会開始ー!

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かわいい~!

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君、なんでそんなに無防備なんだい。

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モードが…ピントが…とあたふたする一眼レフ初心者を尻目に、猫さんサイドは超余裕。手慣れたもので、こちらの準備が整うまでじっと固まって待ってくれています。優しすぎる。

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写真を撮り出すといずれこんな体勢になるので、汚れてもOKな服装で行きましょう。スカートなんてもってのほか!

10:20 島らしい風景とともに猫を激写

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さて、漁協開発センター横の坂道を上って仁斗田地区へ。漁村らしいのんびりとした空気の漂う情緒あるエリアです。

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石段の上で、軒下で、花壇の隅で、まるで我が家のように気ままにくつろぐ猫を激写しまくり。

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兄弟?カップル?友達同士? 2匹連れもよく見かけました。それにしても微妙な距離感で向き合って会話していますね。

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家壁や古い看板などレトロな雰囲気が満載のスポットなので、写真を撮るにはぴったりです。

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モフモフしっぽも気さくに触らせてくれるほど、みなさん警戒心ゼロ。

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海を臨む眺めもスバラシー!

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おみやげを買う「クロネコ堂」は後にして、まずは猫神社へGO!

11:00 猫神社に向かうも、猫に気を取られてなかなか先に進めない一行

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とにかく田代島猫のくつろぎモードといったらハンパありません。道路だろうが何だろうが、そこらじゅうで寝ている! おもむろに起き上がって、軽トラックの前を悠々と横切るお猫様も目撃しました。マイペース&マイペース。

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寝るの大好き。

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たまに激しいあくび。

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ひとり遊びも得意。

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でも眠る方が好き。

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歩いて行く先々に点々と転がる猫。その都度足を止めて体をなでたり写真を撮ったりしているもので、なかなか先に進めないジレンマ。

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何も動じません。

11:30 猫神社でひとやすみ

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そうこうしながら猫神社に到着。木々に囲まれ、心なしかひんやりとした風を感じる癒しスポットです。仁斗田港から約1.7kmと距離があり、知らず知らずのうちに体力を消耗していたのでちょっと休憩。島にコンビニは無いので水筒やペットボトル持参が吉。自販機は数カ所にありますよ。

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豊漁の神様として猫を奉った小さな祠(ほこら)のまわりにも、もちろん猫が!

6月の平日だというのに、島には外国人観光客もチラホラ。猫神社では、休暇で一人旅を楽しんでいるというデンマークの青年に会いました。金髪碧眼で一瞬女子と見まがう柔和な雰囲気の彼、かわいい猫がプリントされたTシャツをしっかり着こなしており、なかなかやるな…と思ったところでレポート前半戦は終了。さらなる猫スポットを求めた続きはまた後半で!

【ライター 鈴木紘子】【撮影 門山夏子】

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