そろそろ夏の疲れが出てくる頃。カラダや肌にもあちこち不調が…。そんなときこそ、野菜の力に頼ろう! 自然の恵みからなる栄養素をチャージして、内側から元気に! この時期ならではのお悩みをサポートしてくれる野菜をチェックします。教えてくれたのは、今話題のコールドプレスジュース専門店「MaruCafe」の的場さん。より効果的に野菜をとれる、おすすめのコールドプレスジュースもご案内!
●What’s“コールドプレスジュース”?
熱を加えず、ゆっくり圧力をかけて素材をすりつぶす「スロージューサー」で絞り出した野菜&フルーツのジュース。従来のジューサーでは高速回転で熱が加わり、酸化によって素材の栄養素が一部失われてしまうデメリットが。熱を加えないコールドプレスジュースなら酸化しにくく、素材の栄養素をそのまま摂取することが可能。まさに“飲む野菜”! 繊維質は取り除くため、スムージーのようなとろみやボリューム感はなく、果汁のみでゴクゴク飲みやすいのが特徴です。モデルや美容家たちから火がつき、メンテナンスドリンクとして人気に!
今すぐとりたい! レスキュー野菜&コールドプレスジュース
え、キャベツが?と意外に思うかもしれませんが、「キャベツには、胃腸の粘膜を正常に整え、消化をサポートする働きのあるビタミンUが含まれています。ビタミンUはキャベツから発見されたことから別名“キャベジン”と言われ、胃腸薬にも利用されているほど。弱った胃腸は、キャベツで労ってあげましょう。食べすぎてぽっこりしちゃったお腹をスッキリさせたいときにも」(的場さん)
●お酒が好き ●食べることが好き ●冷たいものをよくとる ●胃腸が弱い ●お腹が出てきた
キャベツを飲む!
「胃もたれ・二日酔い」におすすめのコールドプレスジュース
Onaka Support ¥850(300ml)
【内容:キャベツ、黄色パプリカ、レモン、リンゴ、オレンジ、生のアーモンド】
キャベツを量とるのってけっこう大変だから、ドリンクで飲めるのはうれしい! レモンの酸味が効いた爽やかな味で、飲みやすい一杯。アーモンドの粒粒とした食感も楽しめます。
②夏バテ・疲労には >>パワフルな果実「トマト」
美容や健康にいい!と人気のトマト。「実は、疲労回復にも効果的なんですよ。元気が出ないときには、ぜひとりたい野菜です。トマトにはストレスを緩和させる働きがあると言われており、肉体的な疲れだけではなく、仕事や人間関係などの精神的な疲労にも。疲れたときにはトマトブレイクを!」
●元気がない ●体調を崩しがち ●休みボケから抜け出せない ●睡眠不足 ●仕事が忙しい
トマトを飲む!
「夏バテ・疲労」におすすめのコールドプレスジュース
Charge Energy ¥850(300ml)
【内容:トマト、グレープフルーツ、パイナップル、ブドウ、ニンジン、ショウガ】
甘みの強いトマトを使用し、さらにほかの野菜やフルーツの甘みが加わって、トマトが苦手な人でも飲みやすいフルーティな味に。パイナップルに含まれるクエン酸も疲労回復をサポート。
③肌あれには >>食べる血液「ビーツ」
「肌トラブルの原因のひとつに、血行不良があげられます。まずはめぐりをよくすることで代謝を上げ、肌力を上げることが大切」そこでおすすめなのが、健康志向の人たちの間でも今ブームになっているビーツ。「ポリフェノールをはじめ、鉄分、ミネラルなど栄養素がとても豊富! 鮮やかなワインレッドカラーで“食べる血液”と言われ、体を温めてめぐりをよくする効果があると言われています」
●肌があれている ●顔色が悪い ●紫外線ダメージが気になる ●むくみやすい ●冷え性
ビーツを飲む!
「肌あれ」におすすめのコールドプレスジュース
Beauty Up ¥850(300ml)
【内容:ビーツ、ニンジン、赤パプリカ、キウイ、リンゴ】
ビーツをはじめ、アンチエイジングに効果的な抗酸化作用のある赤パプリカなど、赤系の野菜&フルーツをたっぷりMIX。赤い色をした野菜やフルーツは、肌にうれしい効果が期待できる女性の味方!
おうちで作れる「お腹すっきりスムージー」
【材料】
キャベツ 30g
カボチャ 40g(※)
バナナ 30g
牛乳 100ml
甘さがほしい人は、ハチミツをお好みでプラス。
【作り方】
材料をカットして、ジューサーやミキサーに入れるだけ!
※カボチャは事前に茹でておく。レンジでチンするだけでもOK。(コリンキーなど生で食べられるものの場合は、そのまま投入可)
旬の野菜をとろう!
「野菜にはそれぞれ旬の時期がありますが、それにはちゃんと意味があります。暑い夏に収穫される野菜にはカラダの熱を冷ましてくれる効果があったり、逆に寒い冬に収穫される野菜にはカラダを温める効果があったり。だから、いつでも旬のものをとることは、カラダのためにとても大切なことなのです」今回教えていただいた野菜もやっぱり今が旬なもの。夏の不調には、夏野菜! そのときそのときで旬の食材を調べ、体調に合わせて取り入れていきましょう。
教えてくれたのは
MaruCafe
オーナー 的場雄大さん
県内初のコールドプレスジュース専門店「MaruCafe」を2016年11月にオープン。できる限り自然農法で栽培された国産のものにこだわり、全国の契約農家から取り寄せる野菜&フルーツをコールドプレスジュースとスムージーで提供。お悩みや好みに合わせてオーダーメイドもでき、テイクアウトOK!
MaruCafe(マルカフェ)
宮城県仙台市青葉区一番町2-2-3
022-796-1417
12:00〜19:00 土日・祝日10:00〜18:00
不定休
http://www.maru.cafe/
※このページの情報は2017年8月31日現在のものです。
【ライター 池田直美】【撮影 門山夏子】