街の小さなギャラリー「gallery swallow」が、仙台で活躍する作家さんの作品をご紹介していくこの企画。vol.14の今回は、羊毛フェルト・刺繍のつくり手blanc naure(ブランナチュール)さんの作品をピックアップ。まるで絵本の中から飛び出してきたような動物たちは、家に連れて帰りたくなる可愛らしさです。
一気に引き込まれた、羊毛フェルトの世界。
そもそもblanc natureさんと羊毛フェルトとの出合いは、娘さんと参加したシュタイナー教育の講座。羊毛フェルトのワークショップをやっていて、「ツンツン刺していくだけで形がつくれるの!?」とすっかりハマッてしまったそうです。
それから15、6年。東京のイベントに足を運んでつくり方を学び、作品が増えてきた頃にボックスギャラリーで展示販売をスタート。その後アート展への参加、全国の羊毛フェルト作家を紹介する本への掲載など、最初は趣味の延長だった羊毛フェルトの世界がどんどん広がり、今に至ります。
自由につくることができるから、続けられた。
平面の絵本から、立体の作品へ。
さらに、絶妙なアンティーク感も作品の魅力の一つです。古いものが大好きなblanc natureさん。アンティークのぬいぐるみでよく見かける、ちょっと毛が抜けてしまった状態。これを作品で表現することも!色を重ねて使い込まれたように見せたり、ちょっとくすんでいるように見せたり。そういう時間の経過を感じさせる質感も含めて、愛おしいと思ってもらえたら…とのことでした。
最近は羊毛フェルトの枠を超えて、アンティークのレースを合わせた作品や、羊毛フェルトに刺繍を施した作品など、いろいろと進化を遂げているblanc natureさんの作品。「ヒミツ埜」にも数点置いてありますが、気になる方は今後開催されるイベントにもぜひ足を運んでみてくださいね。
<プロフィール>
blanc naure(羊毛フェルト・刺繍)
http://blanc7557.exblog.jp
Twitter @blanc_nature
Instagram @blanc_nature
イベント告知
2人の好きが重なり合った、不可思議な物語
キャンドール作家ヨウル☆プッキさんと、初の二人展が東京で開催されます。11月3日(金)~5日(日)にはワークショップが開催されます。
「オオカミ森の晩餐会」
日時/10月27日(金)~11月5日(日)※火曜定休
12:00~19:00
会場/HOW HOUSE(東京都台東区谷中3-4-7)
ヒミツ埜 gallery swallow
ヒミツ埜 問い合わせ pukkisan@softbank.ne.jp
gallery swallow 問い合わせ nasukawa@uracata.com
※このページの情報は2017年10月4日現在のものです。
【仙臺いろは編集部】