仙台で活躍する作家さんの作品を展示・販売している「gallery swallow」と「ヒミツ埜」。
今回は、手芸好きの間で大人気!糸を使った作品を手掛けるcozuzu(コズズ)さんを紹介してもらいました。色とりどりの糸から紡ぎ出される刺繍や編み物は、どこか心がほっこりと温まる作品です。
糸が“グチャグチャ”なのには訳がある。
cozuzuさんと言えば「糸」。取材当日も糸がどっさり入った箱を持って登場!「本当はこんなグチャグチャな状態はNG!糸の番号ごとに袋に入れて、必要な糸をすっと取り出せる状態にしておかないと(笑)」と笑います。
でもこの状態になっているのには理由が…。小さい頃から色へのこだわりが強かったcozuzuさん。色鉛筆やクレヨンも、あらかじめ決められた並びに片付けるのでは満足できず、「この色とこの色は同じグループ」「この色とこの色は隣じゃなくちゃ」と、自分なりの法則を見付けていたそう。糸もそれと同じ。一見乱雑な状態の糸の集合体ですが、それを見ていると「この糸とこの糸を合わせたら、すごくいいかも!」という発見があるんだとか。この糸の保管状態なくして、cozuzuさんの作品は生まれないのかもしれません。「ワークショップにもこのまま持って行くので、最初は“この先生大丈夫かしら…”って引かれますよ(笑)。でも品質の良い糸を使うようにしているから、こんなにグチャグチャでも意外と絡まらない!すっと取れるんですよ(笑)」。
でもこの状態になっているのには理由が…。小さい頃から色へのこだわりが強かったcozuzuさん。色鉛筆やクレヨンも、あらかじめ決められた並びに片付けるのでは満足できず、「この色とこの色は同じグループ」「この色とこの色は隣じゃなくちゃ」と、自分なりの法則を見付けていたそう。糸もそれと同じ。一見乱雑な状態の糸の集合体ですが、それを見ていると「この糸とこの糸を合わせたら、すごくいいかも!」という発見があるんだとか。この糸の保管状態なくして、cozuzuさんの作品は生まれないのかもしれません。「ワークショップにもこのまま持って行くので、最初は“この先生大丈夫かしら…”って引かれますよ(笑)。でも品質の良い糸を使うようにしているから、こんなにグチャグチャでも意外と絡まらない!すっと取れるんですよ(笑)」。
刺繍も編み物も独学で自由に!
そんな“グチャグチャ”な状態の糸から生み出される作品は、どんなものなのか?cozuzuさんの作品の主軸は、刺繍と編み物。ものづくりを始めた頃は絵を描いていたそうですが、立体的な物が作りたくて、小さい頃から好きだった糸や布を使った作品作りに移行したそうです。
でも本などの見本を見て、その通りに作らないのがcozuzuさん!「ここにはこの糸を使ってもいいんじゃない?」「こういう編み方もあるかも!」と試行錯誤しながら、教室にも通わず、独学で自分のスタイルを確立してきました。「例え私が刺繍や編み物の教室に通っても、先生も教えづらいと思うんです…。ある程度の技術を習得するためには、課題をこなすことも大切だと思います。でも私は、最初から応用編に行きたがる…。“こういう風に作りましょう!”って言われても“こんな感じにしちゃダメですか?”って聞いちゃうタイプなんですよね(笑)」。
でも本などの見本を見て、その通りに作らないのがcozuzuさん!「ここにはこの糸を使ってもいいんじゃない?」「こういう編み方もあるかも!」と試行錯誤しながら、教室にも通わず、独学で自分のスタイルを確立してきました。「例え私が刺繍や編み物の教室に通っても、先生も教えづらいと思うんです…。ある程度の技術を習得するためには、課題をこなすことも大切だと思います。でも私は、最初から応用編に行きたがる…。“こういう風に作りましょう!”って言われても“こんな感じにしちゃダメですか?”って聞いちゃうタイプなんですよね(笑)」。
自由に刺していくスウェーデン刺繍。
そんなcozuzuさんの自由な創作スタイルに合っていたものの一つが、スウェーデン刺繍です。先の曲がった刺繍針で、二重織りの専用クロスの織り目をすくって美しい模様を作っていくもの。特に決まり事もなく、図案も描かずに自由に刺していけるところが気に入ったそうです。ブローチなどにすると、とってもかわいらしい作品に!ほかの刺繍や編み物作品も、ブローチや帽子など、身に付けるものがほとんど。「ちょっとしたアクセントに使えて、作ろうと思ったらすぐできるもの!」がポイントなんだとか。
糸巻きワークショップも開催
そしてもう一つ。cozuzuさんと言えば、主催する「糸巻きワークショップ」が人気!cozuzuさんが長年集めてきた糸の中から好きなものを選んで組み合わせて、オリジナルの糸を作るイベントです。糸巻き自体は単純作業ですが、糸の組み合わせを考えるのが意外と面白いと、毎回好評。手芸をやらない人でも、糸の使い道はいろいろ。ラッピングに使ってもいいし、気に入った糸ができたら瓶に入れてインテリアとして飾ってもいい。いろいろな楽しみ方ができそうなワークショップです。
「創作意欲が湧いた時は、糸を見て何を作るか決める」「糸や素材を眺めてアレコレ考えている時間が好き」「既製服を触って糸の素材を予想。タグを見て答え合わせするのが楽しい」と言うほど、糸好きのcozuzuさん。作品はもちろん、ぜひその人柄にも触れられるワークショップに参加して、ものづくりのワクワク感を楽しんでください。
<プロフィール>
cozuzu(刺繍・編み物)
Facebook cozuzu手芸店
Instagram @cozuzuito
Twitter @cozuzuito
イベント告知
作家さん秘蔵の手芸資材も登場予定!
cozuzuさん主催で、ハートや赤をテーマにした作品と、手芸資材を集めたイベントを開催。
『cozuzu手芸店』inヒミツ埜 ~ハートを紡ぐ~
日時/2月4日(日)・5日(月)11:00~19:00
会場/ヒミツ埜
冬ならではの作品が目白押し!
「冬の暮らし・てしごと・ご褒美」をテーマに、ものづくりとお買い物を楽しめるイベント。
冬中花草 ~つくる・贈る~
日時/2月10日(土)~12日(月・祝)10:00~18:00
会場/ヒミツ埜
ヒミツ埜 gallery swallow
住 仙台市青葉区大町2-7-26 渡辺ビル≪交差点角≫
ヒミツ埜 問い合わせ pukkisan@softbank.ne.jp
gallery swallow 問い合わせ nasukawa@uracata.com
ヒミツ埜 問い合わせ pukkisan@softbank.ne.jp
gallery swallow 問い合わせ nasukawa@uracata.com
※このページの情報は2018年2月1日現在のものです。
【仙臺いろは編集部】