宮城県を飛び出し、絶品グルメ・面白スポットなど「いいね!」な情報を野球のノック風にビジバシ紹介するコーナー「千本ノック 場外ホームラン」。今回の旅のテーマは「岩手・盛岡の進化系麺グルメ」。わんこそば・冷麺・じゃじゃ麺など、麺文化が繁栄する岩手・盛岡には宮城県民が見たこともない、進化系麺グルメがいっぱいあるんです!
盛岡じゃじゃ麺 あきを。
納豆じゃじゃ麺(中)¥630
煮豚じゃじゃ麺(中)¥680
岩手県民のソウルフード「じゃじゃ麺」。じゃじゃ麺と言えばうどんに似た麺を、黒ごま風味の肉味噌にあえて食べる麺グルメ。トッピングはキュウリやネギが一般的ですが、盛岡大通り沿いにある「盛岡じゃじゃ麺 あきを。」には変わったトッピングのじゃじゃ麺が。それが写真の「納豆じゃじゃ麺」と「煮豚じゃじゃ麺」。
納豆じゃじゃ麺はイメージ通り、混ぜれば混ぜるほどネバネバなじゃじゃ麺に変化。しかしそのネバりがこのじゃじゃ麺の最大の特徴。納豆のネバりが肉味噌や具材、麺を絡める接着剤的役割を果たし、味の一体感を生み出すんです。納豆の風味と肉味噌の相性も抜群。
一方、煮豚じゃじゃ麺。甘辛い煮豚と自家製の食べるラー油が食欲を刺激。さらに、お肉とラー油の食感も相まって食べ応えも抜群なじゃじゃ麺です。
■盛岡じゃじゃ麺 あきを。
住/岩手県盛岡市大通2-3-7
電/019-653-5959
営/[月~木曜]11:00~翌3:00、[金~日曜・祝日]11:00~翌5:00
休/不定
HINOTORI~火ノ鷺~(ヒノトリ)
ローストビーフまぜそば ¥800 ※2019年 2月限定メニュー
盛岡で人気のラーメン店「麺極 はなみち」で修業を積んだご主人が昨年オープンさせたお店。今回紹介したのは以前、限定メニューとして人気を集めたという「ローストビーフまぜそば ¥800」。丁寧に敷き詰められた自家製のローストビーフ(約80g 6枚ほど)に、ニンニクや玉ねぎをベースにした特製の和風ソースをかけて仕上げます。
太めの縮れ麺を醤油ダレと鶏油にしっかり絡め、ローストビーフで包んで召し上がれ。低温調理のローストビーフはジューシーで柔らかく、麺の食感とも好相性。噛めば噛むほど、お肉の旨味が口の中で溢れ出します。
この「ローストビーフまぜそば ¥800」は2019年2月の限定メニューとして復活予定!盛岡市にお出かけの予定がある方はぜひ訪れてみてくださいね。
■HINOTORI~火ノ鷺~(ヒノトリ)
住/岩手県盛岡市北山2-17-15
電/非公開
営/11:00~15:00、18:00~23:00
休/無
遊食屋FUJI
盛岡焼き冷麺 ¥880
盛岡で驚愕の冷麺を発見!それが写真の「盛岡焼き冷麺」。つるつるシコシコの冷麺を具材と一緒に焼き上げ、冷麺のスープをアレンジしたタレを絡めて完成します。卵黄のトッピングも珍しいですが、果たしてそのお味は?
冷麺らしからぬアツアツの湯気に驚きながらも口に運ぶと… 味はまさしく冷麺。焼いたことにより香ばしさが出現、さらに麺に味がしっかりと移っているので冷麺の味が凝縮したような味わいなんです。卵も相まってコク深さも感じます。冷麺の概念を覆す一品です。
海鮮揚げ冷麺 ¥1230
さらに劇的進化を遂げた冷麺が登場。それが揚げ冷麺。冷麺の麺を揚げちゃってます。その上にはこれまた冷麺のスープをアレンジしたという海鮮あんかけがたっぷりとON。こんどはどんな味わいなのか?
食べ始めは、あんかけ焼きそばと変わらないようなサクサク食感の揚げ冷麺だったのですが、驚いたのはその数分後―― 不思議なことに麺がモチモチ状態に戻っていくんです!しかも、みなさんがイメージする一般的な冷麺より、麺のモチモチ感が増しているような感じ。他では絶対味わえない、唯一無二の不思議冷麺ここにありです。
■遊食屋FUJI
住/岩手県盛岡市大通2-4-16 2F
電/0120-52-4833
営/[月・火・木・祝日]17:30~翌3:00、[水曜]17:00~翌0:00、[金~土曜・祝前日]17:30~翌4:00
休/日曜
店舗HP
※このページの情報は2019年1月25日現在のものです。
【仙臺いろは編集部】