お財布のヒモが緩くなる?「バレンタイン破産」を防ぐ3つの方法

2月といえば、“バレンタイン”。実は、私たち仙台市民は無類の『チョコ好き』であることをご存知でしょうか?
仙台の街は厳しい寒さが続きますが、限定ショコラが立ち並ぶ、藤崎さんの「ショコラマルシェ」や仙台三越さんの「サロン・デュ・ショコラ」、エスパル仙台さんの「Love My Valentine POP UP STORE」など、この時期だけの催事に心弾ませる方も多い事でしょう。

しかし、お財布を預かる立場としては、キラキラしたショコラが並ぶ光景をただただ見てはいられません(^^;;
今回は、バレンタイン事情とイベントを楽しみながら家計を守る「バレンタインマネー・メゾット」をお届けします。

実は、仙台(宮城)は全国的にもチョコレートへの支出額が多く、特にバレンタインを含む1月~2月の盛り上がりは凄まじいです。百貨店の特設会場を訪れると、その熱量を肌で感じることができます。

※総務省統計局「家計調査」データより作成

では、なぜ仙台の人はこれほどチョコレートにお金をかけるのでしょうか?
一説には、東北特有の「冬のおうち需要」があると言われています。外は寒く、雪が舞う日も多い宮城の2月。暖かい室内で、ちょっと贅沢なスイーツを囲んでティータイムを楽しむ――。そんな暮らしぶりが、数字に表れているのかもしれませんね。

しかし、昨今の物価高騰はチョコレートの世界にも押し寄せています。原材料のカカオや砂糖の価格上昇に加え、円安の影響で輸入ブランドの価格は数年前よりも「一回り」高くなった印象です。
1粒500円を超えるショコラも珍しくない今、無計画に買い進めると、2月の家計簿はあっという間に赤字に転落してしまいます。

イベントを楽しみながらも、お財布の紐を締める、そんな具体的な戦略を3つご紹介します!

1. 「総予算」の枠を先に決める

大切なことは、購入前に「今年のバレンタインには合計いくら使うか」を決めることです。
「本命チョコ」「自分へのご褒美」「友チョコ」「家族分」と細かく予算を振るのも良いですが、まずは「全部で1万5,000円まで」のように、総額のロックをかけるのがファイナンシャルプランナー松田流のコツです。

2. 「ご褒美」は数より質で勝負

“せっかくの催事だから”と、つい複数のブランドをハシゴしたくなりますが、家計を守るなら「一点豪華主義」がおすすめです!
複数の手頃な商品を買い集めるよりも、本当に食べたい最高の一粒をじっくり味わう方が、結果として満足度が高まり、衝動買いの抑制に繋がります。

3. 仙台ならではの「地域限定」や「地元産」に注目する

海外ブランドは為替や輸入の影響を強く受けますが、地元の菓子店や地元の食材を使った商品は、海外ブランドに比べて、製造拠点(宮城・仙台)が消費地と近いため、過度なコストが発生しない分、比較的価格が安定していることがあります。
最近では、県内の酒蔵の日本酒を使った生チョコや、宮城産のイチゴを贅沢に使ったスイーツも人気です。地産地消は輸送コストを抑えるだけでなく、地元の応援にも繋がる、スマートなお金の使い方と言えますね!

ここで一つ、皆さんに提案したい考え方があります。
それは、チョコレートを「消費」ではなく「投資」として捉えてみることです。
「これを食べたら明日からの仕事のモチベーションが上がる」 「家族で一緒に食べて、会話のきっかけにする」
このように、“出費”と思っていたものを未来の自分や家族の関係性にプラスの影響を与えるなら、それは有意義ですよね。
逆に、「みんなが買っているから…」「なんとなく限定だから…」という理由は、家計をむしばむ「浪費」になりがちです。

2月は日数が短く、実は家計管理の「ボーナス月」でもあります。食費や日用品費を工夫すれば、余剰資金を生み出しやすい時期!
その浮いた分を、少しだけ特別なチョコに充てる。そんな風に「お金の強弱」をつけることができれば、家計管理はもっと楽しく、豊かになります♬

バレンタインを活用して、大切な人や自分自身に「お疲れ様」を伝える素敵な機会にされてはいかがでしょうか。
仙台の美しい冬の景色とともに、賢い選択で甘~い時間をお楽みください。

※このページの情報は2026年2月19日現在のものです。

松田真耶

山形県出身。双子を出産し、シングルマザーとして子育てを経験する中で、
お金の問題に直面したことをきっかけに金融業界へ。
大手国内金融機関勤務を経て、現在はFPオフィスに所属。
「分かりにくい"金融を"分かりやすく」をモットーに行うセミナーは、3年間で累計3,000名以上が受講。
本音に寄り添う個別相談は、実践的でライフプランに沿ったアドバイスが好評。
所属:㈱ワオナス

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