素敵なカフェを訪れる理由は、お茶やごはん、おしゃべり以外にもイロイロ。おしゃれな写真を一眼レフで撮ったりインスタにあげたり…そんなカメラ女子、インスタ女子の間で密かに話題の『Kiara』が、今日おじゃまする一軒です。
店内は鮮やかな季節の生花や個性的なフラワーリース、愛らしい鉢物でいっぱい。どこを切り取っても絵になるハイセンスな空間に、カメラ女子たちが集うのも納得!
今年4月にオープンした『Kiara』は、フラワーショップに勤めていたオーナーの秋山さんが独立するにあたり、お菓子作りの経験を活かして一緒にカフェもやっちゃおう、とスタートしたお店。花束、フラワーアレンジメント、フラワーリースなどをオーダーメイドで手掛けながら、お花に似合う手づくりスイーツやドリンクを提供しています。
そう、素敵なのはインテリアだけではありません。フードやドリンクも思わず激写したくなるほどフォトジェニック! エディブルフラワーの花びらをのせた『スパイシーキャロットケーキ』(¥400)は、にんじんの素朴な風味と甘いアイシング、そしてシナモン、カルダモン、グローブなどのスパイスがクセになるしっとりケーキ。さっぱりした紅茶やコーヒーと一緒に頼む人が多いそうです。
これからの季節にオーダーしたいのが、『カモミールミルクティー』(¥600)。ハーブティーとしては香りも味も穏やかで、まろやかなミルクと溶け合ったやさしい口当たりが人気の秘密。おまけについてくる日替わりの手づくりクッキーもうれしい。今日はアーモンドメープルのクッキーでした。
ちなみに…お花をあしらった陶器のマグカップも素敵です。
ランチタイムには『ライトミール』(¥700)をどうぞ。チーズと生ハム、ハーブと葉もの野菜のサラダをパンの上にこんもりと。一方でオレンジとクリームチーズをのせたバゲットはコクのある不思議な甘さ…と思ったら、隠し味にハチミツを使っているんだそう。
カウンター、テーブル、ソファ、思い思いの場所に腰かけて。それぞれ少しずつテイストが異なるそうで、白壁に白塗りのテーブルが映える4人掛けのテーブルスペースはシンプルな北欧風。
奥にゆったりと配置したソファスペースは、オブジェ風にあしらった流木や天井から吊り下げたいくつものアレンジリースのせいか、どことなく無国籍で手つかずの自然を感じさせる不思議な空間。「森の中にいるみたい!」と言うお客様も多いとか。その気持ち、わかります!
床や棚などお店のそこかしこに置かれた鉢植え、ドライフラワーのブーケやリースは購入可能。時にはアクセントに乾燥させた果物や野菜も使っていたり、秋山さんの遊び心が垣間見える作品たち。
こちらのアレンジメント、真ん中に見えるのは蓮の実なんですよ!
お花のオーダーを受ける際は、用途だけでなく贈る相手のキャラクター、好きな色や好みのテイストまでできるだけ詳しく伺って、イメージを膨らませるという秋山さん。時には「地中海風でお願いします」なんて抽象的なオーダーに試行錯誤しながら、お花に触れる毎日を楽しんでいるそう。そんな秋山さんのセンスがそこかしこに光る『Kiara』。カメラ女子もそうでない人も、植物の持つ可愛らしさに触れたくなったら是非訪れてみてください。
“オトナリース”見つけました
グリーンに着色した、ドライフラワーのシックなリース。思わずお持ち帰りしそうに…。『Kiara』では生花やアレンジメント、リースや雑貨作りなどのワークショップを定期的に開催しています。たまには自分で作ってみるのもいいかも…? 気になる方はお店のHPやインスタグラムをチェック!
Kiara
キアラ
仙台市太白区長町南2-12-85 U&Hビル1F
080-1676-1010
10:30~19:00
月曜定休 (お花の注文により臨時休業の場合あり)
HP http://www.kiara-hanacafe.com/
※価格はすべて税抜です
※このページの情報は2016年10月28日現在のものです。
【ライター 鈴木紘子】【撮影 門山夏子】