街の小さなギャラリー「gallery swallow」が、仙台で活躍する作家さんの作品をご紹介していきます。
Vol.10の今回は番外編。「gallery swallow」でおなじみのキャンドール作家ヨウル☆プッキさんと、ワイヤー作家maintainさんによる「ヒミツ埜」主催イベントのお知らせです。
「お着物遊びを気軽に楽しみたい!」が出発点
6年前、お着物遊びを楽しむ人が仙台にもちらほら現れ始めた頃、「もっと気軽にお着物遊びを楽しみたい」という想いと、「昭和の日」がつながったことから始まった「ヒミツ埜」主催の「昭和の日」イベント。毎年4月29日に開催されてきたこのイベントは、お着物遊びと言っても和にこだわるのではなく、例えばタートルネックにお着物を合わせてみたり、ブローチを帯留めに使ってみたり、格式ばったものではない気軽さと、会場に所狭しと並ぶ全国の作家さんの作品が、たくさんのファンを生んできた企画です。
「ヒミツ埜」と作家さんたちの創造力が結集!
実はこのイベント、ヨウル☆プッキさんとmaintainさんによる「ヒミツ埜」が、テーマ決めから空間演出までを手掛けるもの。ある時はアリスや赤ずきんちゃんなど、おとぎ話の主人公をテーマにプロカメラマンによる撮影会をしてみたり、ある時はモデルがみんなの目の前で、普段着から、“ちいちゃな国”のお花の精霊を称えるお祭りをイメ―ジしたお着物、そしてまた別のお着物へと変身してみたり、またある時はクラシカルな柄の布とmaintainさんのワイヤー作品で古いお城をイメージした空間に作品を並べてみたり―。主にヨウル☆プッキさんの頭の中にある妄想の世界が、溢れ出たイベントになっています。
とは言え、そこはいろいろなお着物さんや作家さんたちが集まるイベント。もちろんテーマや企画は「ヒミツ埜」が担当しますが、そこからどう広げるかはお着物さんや作家さんにおまかせしている、というのもおもしろいところ。だからこそ、ここでしか出合えない演出や作品が生まれてくるのです。
とは言え、そこはいろいろなお着物さんや作家さんたちが集まるイベント。もちろんテーマや企画は「ヒミツ埜」が担当しますが、そこからどう広げるかはお着物さんや作家さんにおまかせしている、というのもおもしろいところ。だからこそ、ここでしか出合えない演出や作品が生まれてくるのです。
今年のテーマは怪しくて毒のあるビターな世界!?
今年は6回目の開催。「ヒミツ埜」が考えた空間に並ぶ作家さんの作品と、「gallery swallow」主宰者のカメラマン那須川薫さんによる撮影会がメインイベントになる予定です。もちろん撮影会は、お着物さんに見立ててもらったお着物でも、あらかじめ着てきた服でも参加OK!
気になる今年のテーマは、ピエロやジョーカーのように、ちょっと怪しくて毒のあるビターな世界。かわいいけど、摩訶不思議、ちょっと怖くて影のある、おとぎ話の世界がイメージだそうです。実はこれ、裏テーマの“マリオネット”からつながるイメージなんだとか。マリオネットのポーズは、振袖の柄がきれいに見えるポーズ。非日常的なポージングで遊びながら、着物のきれいさも楽しめるという、プッキさんのアイディアです。
タイトルは「あやつり森の招待状 第一幕:とある蒐集家の曖昧なキオク 第二幕:秘密の双子人形 第三幕:奇妙な隣人ガラクタ―氏」。今回の会場は今までの「gallery swallow」に加え、お隣の「ヒミツ埜」のアトリエも使うことから“隣人”という言葉を使ってみたり、「ヒミツ埜」にかけて“秘密の”と入れてみたり、裏テーマのマリオネットから人形劇をイメージして、第一幕、第二幕…と付けてみたり。この長いタイトルにも、たくさんの意味が込められています。
気になる今年のテーマは、ピエロやジョーカーのように、ちょっと怪しくて毒のあるビターな世界。かわいいけど、摩訶不思議、ちょっと怖くて影のある、おとぎ話の世界がイメージだそうです。実はこれ、裏テーマの“マリオネット”からつながるイメージなんだとか。マリオネットのポーズは、振袖の柄がきれいに見えるポーズ。非日常的なポージングで遊びながら、着物のきれいさも楽しめるという、プッキさんのアイディアです。
タイトルは「あやつり森の招待状 第一幕:とある蒐集家の曖昧なキオク 第二幕:秘密の双子人形 第三幕:奇妙な隣人ガラクタ―氏」。今回の会場は今までの「gallery swallow」に加え、お隣の「ヒミツ埜」のアトリエも使うことから“隣人”という言葉を使ってみたり、「ヒミツ埜」にかけて“秘密の”と入れてみたり、裏テーマのマリオネットから人形劇をイメージして、第一幕、第二幕…と付けてみたり。この長いタイトルにも、たくさんの意味が込められています。
この場所での開催は最後!
そして実は、「gallery swallow」と「ヒミツ埜」が入居する「ふじみ荘」の取り壊しが決まったことから、この場所で「昭和の日」のイベントが開催されるのは、今回で最後…。最後は盛大に!ということで、3日間の開催になります。アクセサリーや人形、革細工、お着物など、幅広いジャンルの作家さんが集まるので、きっとお気に入りの作品が見つかるはず!あなたも4月29日~5月1日の3日間は、非日常の怪しい世界に迷い込んでみませんか?参加する作家さんは、ヒミツ埜のTwitterやinstagram、プッキさんのブログで紹介していくので、チェックしてみてください。
ヒミツ埜Twitter/@himitsu_no_
instagram/himitsu_no_smile
ヨウル☆プッキのへんチョコ日記/http://pukki.exblog.jp/
イベント告知
昭和の日*ヒミツ埜イベント
あやつり森の招待状
第一幕:とある蒐集家の曖昧なキオク
第二幕:秘密の双子人形
第三幕:奇妙な隣人ガラクタ―氏
日時/4月29日(土・祝)~5月1日(月)12:00~
会場/gallery swallow、ヒミツ埜(gallery swallow隣)
gallery swallow
住 仙台市青葉区花京院2-2-59 ふじみ荘202
問 nasukawa@uracata.com
F https://www.facebook.com/galleryswallow/
I https://www.instagram.com/gallery_swallow/
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※オープン情報、イベント情報、作家プロフィール等はこちらからご確認ください。
https://goo.gl/maps/c2bApemjMxA2
※駐車場はありません。近隣のコインパーキングをご利用ください。
※このページの情報は2017年4月6日現在のものです。
【仙臺いろは編集部】