今、住まいの選択肢の一つとして注目を集めている中古住宅のリノベーション。今回は築30年の一般的な間取りのマンションを、まるでギャラリー兼アトリエのように生まれ変わらせた、武田さんのマンションリノベをご紹介します。
基本はプロにおまかせ!でも自分でできることは、やってみよう!
具体的なデザインや間取りのイメージはなかったという武田さん。建築家には「生活の中にアートが混ざり合っていく」というコンセプトだけ伝えて、たくさんのプランを提案してもらったそうです。自分の趣味や好みは分かっていても、それをどう住宅に落とし込むかは分からなくて当たり前。遠慮なくプロに要望を伝えて、納得がいくまでプランを提案してもらうのが正解です。
そして、武田さんが壁の塗装に挑戦したように、住まいづくりに参加できるのもリノベーションの醍醐味。もちろんコスト削減というメリットもありますが、自分で塗装した壁は愛着もひとしお。リノベーションする人の多くが、何らかの形で工程に参加したがるんだそうです。
リノベ経験者の私から、リノベ検討中のあなたにヒトコト。
実はこれを書いている私もマンションリノベ経験者。「居酒屋みたいにくつろげる畳の小上がりと、壁面本棚を備えた仕事部屋が欲しい」というワガママを叶えてもらいました。
もちろん私も住宅に関してはド素人。設計士の方にリノベ関連の本や雑誌を見せてあれやこれやとイメージを伝えましたが、構造上取ることができない壁があることも知らなかったし、どうやったら雑誌に載っているようなステキなお宅になるのか見当もつきませんでした。でもそれで良かったんです。設計士の方は、手持ちの家具の雰囲気と、私の頭の中のとりとめのないイメージを見事にまとめたプランを提案してくれました。とにかくリノベーションにとって大切なのは「遠慮しないでどんどんイメージや要望を伝えて、設計士と共有していくこと」なんだと思います。「センスがないから…」「よく分からないから…」と諦めてしまうのはもったいない! あとは「自分でできることは自分でやること」。私の場合、タオル掛けや帽子をかけるフックなどは自分好みの物を施主支給品として用意しました。細かいところですが、こんなところにまでこだわることができるのも、リノベーションならでは。
もちろん私も住宅に関してはド素人。設計士の方にリノベ関連の本や雑誌を見せてあれやこれやとイメージを伝えましたが、構造上取ることができない壁があることも知らなかったし、どうやったら雑誌に載っているようなステキなお宅になるのか見当もつきませんでした。でもそれで良かったんです。設計士の方は、手持ちの家具の雰囲気と、私の頭の中のとりとめのないイメージを見事にまとめたプランを提案してくれました。とにかくリノベーションにとって大切なのは「遠慮しないでどんどんイメージや要望を伝えて、設計士と共有していくこと」なんだと思います。「センスがないから…」「よく分からないから…」と諦めてしまうのはもったいない! あとは「自分でできることは自分でやること」。私の場合、タオル掛けや帽子をかけるフックなどは自分好みの物を施主支給品として用意しました。細かいところですが、こんなところにまでこだわることができるのも、リノベーションならでは。
新しさにこだわって新築を選ぶのも一つの手ですが、新築より低予算で空間を思いのままにできるなら、リノベーションという選択肢もアリなのでは? 立地、広さ、新しさ、自分らしさ、などなど。あなたの住まいには何が大切ですか?
【ライター 佐々木】