今話題の「菌活」っ て?
上の動画でご紹介した企画展「トイレ?行っトイレ!~ボクらのうんちと地球のみらい」は大盛況のまま幕を閉じましたが、さて、トイレ、つまり排泄に関わる問題で女性の頭にまっさきに浮かぶ悩み。それは“便秘”。健康面の不調だけでなく肌荒れの原因になるなど美容の大敵でもあるだけに、水分や食物繊維を多く採るよう心掛けたり、おなかのマッサージをしたり、時間を見つけて運動するようにしたり…便秘解消にいそしむ女性の努力は涙ぐましいものがあります。
そんな便秘女子の間で最近話題なのが「菌活」。つまり、毎日の食事を通して身体に良い働きをする菌をたくさん摂取しようという活動です。菌は腸内環境を改善してくれる働きがあるので、便秘はもちろんダイエットや病気予防面でも効果抜群!
キノコ、納豆、ヨーグルト…手軽に採れる食材ばかり!
菌活食材としてまず注目したいのは、乳酸菌や酵母菌、麹菌など多様な菌を含む発酵食品。ヨーグルトやチーズ、キムチなど海外由来の発酵食品もおすすめですが、発酵食品の宝庫と言われる日本には腸内環境を整えてくれる善玉菌を多く含んだ伝統食がたくさん! 味噌、納豆、ぬか漬け、今や調味料のひとつとして定着した塩麹は、その代表格です。
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特に納豆は悪玉菌を殺して善玉菌を増やしてくれる働き者。匂いが苦手という人は、風味を消して美味しく食べられる自分好みのレシピを考えてみましょう。ほかの発酵食品と組み合わせた納豆キムチやも納豆チーズオムレツもおすすめですよ。
そして忘れてならないのがキノコ。キノコはそれ自体が菌という、まさに菌活食材の王様です。炒め物にお味噌汁にマリネにソテーにあんかけに…と使い勝手の良さも魅力的! カロリーを気にせずどんどん食べられるところもうれしいポイントですね。
菌活のキーワードは“継続性”。一気に大量摂取するのではなく、常に菌が腸内補充されている状態が理想的。継続的に採れるという意味でも、日本人の食生活は菌活向きと言えます!
【仙臺いろは編集部 H】