想いを込めて、十分で天燈上げ!
九份まで来たら、是非足を伸ばして訪れたい町があります。瑞芳駅からローカル鉄道・平溪線に乗りかえて約1時間、“天燈(ランタン)の故郷”と呼ばれる山あいの小さな町・十分です。
天燈上げとは、天燈に願いをしたため空に飛ばすと想いが叶うという昔ながらの伝統行事。その昔山賊に襲われ散り散りとなった村の人たちが、逃げ込んだ山々で天燈を上げお互いの無事を確かめ合ったという言い伝えから、ここ十分が天燈の故郷と呼ばれるようになったそう。天燈上げ自体は旧正月に行われるものですが、十分ではいつでも体験可能。線路で天燈を飛ばす面白さも話題を呼んで、今や週末ともなると大勢の観光客で賑わっています。
いろは組の3人もさっそくお願い事を書くことに。色によって意味が異なり、黄色は金運を表します。むくちゃんの願望をのぞいてみると…
現実的!(笑)
赤は健康運。ストイックなさかなちゃん。
仕事運を表す青に熊ちゃんが託したお願いは…
頼んだぞー!!
幸福を呼ぶピンクには、いろは組3人の願いをしたためました!
願いよ叶えー!
夜に飛ばすと天燈の灯りで幻想的な光景が広がるそうです。それもまた素敵な眺めでしょうね。
その場所でしか体験できない伝統行事に触れ、そこに行かねば目にできない景色を見に行くのも旅の醍醐味。忘れられない思い出をつくりに、九份と十分へ是非足を伸ばしてみてください!