今回の自由研究はパン! オープンしたばかりにもかかわらず、ひっきりなしにお客さんが訪れるというパン屋さんの噂を聞きつけ、やってきたのは名取市美田園。実は美田園、去年あたりから個性的なカフェやセレクトショップがちらほらできて活気づいているエリアなんです。
そんな美田園に、この2月にオープンした「Kakapo BAKERY(カカポベーカリー)」。取材に伺った朝も開店前からお客さんの列が…。ご近所さんはもちろん、離れた場所にお住まいの方もお出掛けがてらに行く価値のある、その秘密を佐藤友紀乃が取材!
『パン』
一晩寝かせた生地は、小麦粉の風味がたっぷり
店長の庄司さん)連休明けだったので、そのせいかもしれません(笑)。天然酵母を使った生地を、一晩寝かせるオーバーナイト製法でパンづくりをしています。
――生地に特徴があるんですね。オーバーナイト製法だと、他と比べてどんな違いがあるんですか?
店長の庄司さん)日持ちがするし、粉のうまみがしっかり感じられる美味しいパンになるんですよ。
――なるほど。噛むたびに小麦粉の味が口の中に広がる感じがします!
おすすめ「カカポのたまご」って?
店長の庄司さん)甘さ控えめの自家製クリームがたっぷり入ったクリームパン「カカポのたまご」(¥180)ですかね。卵の味がすごいと、おひとりで3つ4つ買っていかれる方もいるみたいです。
――店名でもある「カカポ」って、ニュージーランドに生息している鳥のことなんですね。確かに鳥の卵っぽい形! 卵の黄身の代わりにカスタードクリームが入ってるんだー。クリームも生地もふわっと軽くて、あっという間に食べてしまいました。
店長の庄司さん)ほかにも、添加物を使わずもちもちに仕上げた食パンや、季節の果物を使ったデニッシュも人気ですね。春限定で販売している「桃デニッシュ」(¥220)は、桜のリキュールでアクセントをつけています。
特別なコーヒーと一緒にイートインしてこ!
店長の庄司さん)晩翠通のコーヒーショップ「SENDAI COFFEE STAND」さんが、カカポ用に特別ブレンドしてくれたコーヒーなんです。店内でパンと一緒に召し上がっていかれるのもおすすめですよ。
――お持ち帰りのパンは別に確保して(笑) ここで軽くブランチしていくのもいいかも!
Kakapo BAKERY
名取市美田園5-5-5 エクセレントジールV101
022-397-8123
9:00~18:00(売り切れ次第終了)
水曜・第1木曜定休
他不定休あり
※このページの情報は2017年0月0日現在のものです。
【仙臺いろは編集部】