汗や湿気で髪がキマらない! 崩れる! そんな夏ヘアのお悩みを“アレンジ”でスッキリ解決♡ 前回の「デート編」に引き続き、ヘアサロン「KiRANA SENDAI」のトップデザイナー・平山彩子さんにレクチャーしていただきます。第二弾は、浴衣のときのヘアアレンジ! 仙台七夕まつりをはじめ、8月に続々と開催予定の花火大会やお祭り。いざ、このヘアで参りましょう。
Wくるりんぱでつくる、涼しげお嬢さんアレンジ
「日本女性の美しさがきわ立つ浴衣。ヘアはスッキリまとめて凛とした雰囲気に! 浴衣姿では、なんと言っても首元が見せどころなので、襟抜きした部分からのぞくうなじやデコルテがよりキレイに見えるように、アップスタイルがお約束です。前髪もアップにして粋な感じを演出♡ 普段前髪をおろしている人も、浴衣の日はおでこを出して、いつもとは違うギャップ&特別感をアピールしてみて」(平山さん)
【USE ITEM】
●ヘアワックス
ナチュラルだけどツヤ感が出て、スタイリング力もあるオーガニックのバーム系ワックスがおすすめ。使用したのは「ボジコ ワックスセラム オリジナル」。柑橘系のフレッシュな香りも♡。
●ラバーゴム 数個
結び目が目立ちにくいように、太めのゴムではなくラバーゴムを使用。髪の量が多い人は、ラバーゴムを二重にすると切れにくくて◎。
●ピン 数本
●ゴールドピン 2本
●ヘアバトン(写真右上)
最新のトレンドヘアアクセ“ヘアバトン”。かんざしのように髪にさすだけでOK。デイリーから浴衣スタイルまで幅広く使える、今夏の注目アイテム! キテます♡
1. 最初に、髪全体にワックスをなじませておく。耳ラインより前のサイドの毛を、左右ともに引き出しておく。残りの毛は右後ろでひとつにまとめ、ゴムで結ぶ。
ここが土台となるため、仕上がりが正面から少し見えるように、真ん中ではなく右に寄せるのがポイント。
2. 顔周りに少しおくれ毛を残しながら、左サイドの毛束を2つに分けてねじる(ツイスト)。毛先までツイストしたら、最後の編み目の下をしっかり押さえ、下から上へ編み目を広げるように引き出していく。
3. 2の毛束を後ろへ流し、ひとつ結びのゴムを隠すように巻きつけてピンでとめる。
4. 2〜3と同様に、右サイドも行う。
5. ひとつ結びした部分も毛束をツイストし、毛先をゴムで結ぶ。
6. 5の毛束を結び目に巻きつけながらおだんごをつくり、内側にピンをさして固定。
7. おだんごをところどころ割くようにして広げた後、バランスを見ながらヘアバトンをおだんごにつける。
8. 最後に前髪をねじり上げ、ゴールドピンをクロスさせてとめる。
【POINT】
編み込みいらず、三つ編みより簡単な“ツイスト”を使ったアレンジ
「ツイストは、ねじり編み、ループ編みなどとも言われていますが、縄のような編み目ができるので和の雰囲気と合うんです。ツイストした後に編み目を引っ張って広げることで、ただねじっただけには見せないのもポイント。今回のアレンジは左サイド、右サイド、後ろの三部構成でつくりましたが、すべてツイストしかしていません(笑)。簡単です!」
教えてくれたのは
KiRANA SENDAI
トップデザイナー 平山彩子さん
アネゴ肌で頼れるベテラン女子美容師さん。女性らしい曲線や柔らかい質感のスタイルで、その人のかわいさや色気を引き出すのがお得意♡ インスタグラム[kirana_hirayama]では、ヘアアレンジを動画でわかりやすく解説中。そちらもチェック|
KiRANA SENDAI(キラーナ センダイ)
宮城県仙台市青葉区中央2-10-20 三栄広瀬通ビル3F
022-722-0815
10:00〜19:00(日曜・祝日〜18:00)
月曜定休
kirana-group.com
※このページの情報は2017年8月1日現在のものです。
【ライター 池田直美】【撮影 門山夏子】