知る人ぞ知る!福島・会津のご当地グルメSP

宮城県を飛び出し、絶品グルメ・面白スポットなど「いいね!」な情報を野球のノック風にビジバシ紹介するコーナー「千本ノック 場外ホームラン」。今回の旅のテーマは「知る人ぞ知る!福島・会津のご当地グルメ」。福島と言えば、喜多方ラーメンや円盤餃子が有名ですが、その他にも知る人ぞ知るご当地グルメがいっぱいあるんです!

●白孔雀食堂<しろくじゃくしょくどう>


名物カツ丼 ¥1,250

まずご紹介するのは「会津のソースカツ丼」。およそ70年前、戦後にとある洋食店が提供をはじめ、会津に広まっていったと伝えられています。お店によってその特徴が異なるのが会津ソースカツ丼の面白いところ。こちら白孔雀食堂のソースカツ丼は、丼ぶりからはみ出してしまうほどのビッグなカツが大人気。


お肉は上質な豚ロースを使用。脂身はきれいにカットされているので、意外とヘルシーな印象です。そして「上質」と謳うだけあってお肉が柔らかくてジューシー。そして味の決め手のソースは、カツはもちろんのことキャベツやごはん、すべてに合うように計算されたというコク深い甘辛ソースなんです。


1枚目を食べ終わり、2枚目を口に運ぶとカツに不思議な現象が…。食べた瞬間、1枚目のカツとは食感が違うことに気づきます。1枚目は揚げたてなので「サクッ」とした食感。2枚目はソースが衣に染み込み「しっとり」とした食感になるのですが、ソースが染み込みきっていない部分は、まだ「サクッ」とした食感が残っているんです!しっとりしているのにサクッとした食感は未だかつて体験したことのない感覚でした。
こんなにビッグなのに食べ飽きない白孔雀食堂のソースカツ丼。その秘密は、素材のこだわりや調理の工夫など、ご主人の様々な努力にありました。


白孔雀食堂
住/福島県会津若松市宮町10-37
電/0242-27-2754
営/11:00~15:30 ※売り切れ次第閉店
休/月、金曜(祝日の場合は営業)

●太郎庵 会津総本店


喜多方ラーメンプリン ¥432

一見ラーメンにしか見えませんが、こちらはラーメンのビジュアルをしたプリンなんです。販売しているのは菓子店の「太郎庵」。和菓子からケーキにお土産まで幅広い商品で地元の人に親しまれるお店なのですが「何か名物を作りたい」ということで、福島のご当地グルメである喜多方ラーメンを模したプリンを作ったんだそうです。


気になるお味は―― スープは紅茶ゼリー、麺はモンブランクリーム、ネギはピスタチオ、チャーシューやナルトはチョコレート。さらに下の層がプリンになっているんです。プリンとわかっていても、その見た目からしょっぱい味を想像してしまうので、驚く人が多いんだとか。パーティの差し入れなどにもオススメなサプライズスイーツです。


太郎庵 会津総本店
住/福島県会津若松市白虎町180-1
電/0242-32-2877
営/9:30~19:00
休/無
WEB/https://www.taroan.co.jp/

●自家源泉の宿 原瀧<はらたき>


自家源泉の宿 原瀧「川どこ」

会津若松から車で15分ほど、東山温泉というエリアにある「自家源泉の宿 原瀧」。こちらには、川のせせらぎや山の緑を楽しみながらお食事ができるスポット「川どこ」があるんです。


地元食材をふんだんに使った「野遊び弁当」や、ブランド豚と福島のアスパラをコラボさせた「地元野菜と三元豚の竹蒸し」など、ここでしか味わえない豪華な料理の数々。


料金は、施設の温泉利用も含まれて\4,000(税別)。これは福島まで足を運ぶ価値ありのコスパです。


川どこランチ \4,000(税別)足湯・温泉の利用が可能(入湯税\150が必要)
※10/27まで(7/20~8/20は猛暑が予想されるため休止予定)※2日前までに予約
※詳細・予約は原瀧のWEBサイトをご確認ください。


自家源泉の宿 原瀧(はらたき)
住/福島県会津若松市東山湯本235
電/0242-26-4126
WEB/https://www.yumeguri.co.jp/index.php

●寿楽<じゅらく>


会津カレー焼そば ¥950。その名の通り「カレー」と「焼そば」が合体した会津のご当地グルメ。


気になるそのお味は、最初はカレーの香りと味わいが口の中に広がりますが、その後ジワジワと焼そばの香ばしいソースが追いかけてくるような感じ。どちらも違ったスパイシーさなので、絶妙にそれぞれの味わいを感じることができます。ちなみに麺は、喜多方ラーメンに使われているようなちぢれ麺を使用。ご当地感もしっかり演出されています。


お店のメニューに「カレールウのみ \400」があるように会津の人は昔からカレーが大好きなんだとか。そして遡ること約40年前、とあるテイクアウトグルメのお店のご主人が「子供向けにカレーと焼きそばを合体させたら喜ばれるんじゃないか」と始めたのがきっかけ。その後「カレー好きな市民性」もあってその人気が広まったそうです(※諸説あり)。


寿楽
住/福島県会津若松市馬場町2-45
電/0242-24-8641
営/18:00~翌1:00(L.O. 24:30)
休/日曜

※このページの情報は2019年6月28日現在のものです。
【仙臺いろは編集部】

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