晩夏から初秋にかけて、なんだかお茶が恋しくなる季節。すっきりしたい日はひんやりと冷たく、肌寒さを感じる日はあたたかく淹れて。体調や気分、その日の天気で自由に楽しめるのもお茶の良いところですね。そこで今回は、最近仙台で増えてきた『個性的な日本茶のお店』をピックアップします!
『日本茶』
お料理とお菓子に合わせたお茶のフルコース
オーナーの遠藤さん)最近東京で話題の「ティーペアリング」というスタイルなんです。今日は、甘い焼き菓子にスパークリング風にアレンジした宇治柳の組みあわせからスタートして、次はリンゴ果汁をブレンドした玉露にとうもろこしのフリッタータ(イタリアの卵料理)を添えて…というように、それぞれのお料理やお菓子と調和した日本茶を順番にお出ししています。
※それぞれ宇治柳、玉露、京番茶、加賀棒茶などをベースに。お料理やお菓子付きで¥2,000。内容は都度変更。
――軽い前菜風から始まって、途中でお肉を挟み、最後は和菓子で終えるなんて、きちんと流れがあるんですね。お茶もそれぞれ風味が個性的で素敵。
オーナーの遠藤さん)たとえば鴨の燻製には、赤ワインを意識して赤ぶどうの風味づけをした京番茶をお出ししています。それぞれのお茶の香りを楽しめるようにワイングラスを使っているんですよ。
――私の中の日本茶の概念が変わりました! 出されるお茶はすべて、一杯一杯遠藤さん手ずから淹れてらっしゃるとのことで、とても贅沢。お茶やお料理に関してもすべて遠藤さんがプロデュースされているんですか?
オーナーの遠藤さん)はい。これからもカジュアルな形で素晴らしいお茶と出会う機会を提供できたらうれしいですね。
CAFE soyo
宮城県仙台市青葉区柏木1-1-50
022-272-0729
11:30~L.O.21:00
(月曜11:30~15:00)
無休
※このページの情報は2018年9月28日現在のものです。
【仙臺いろは編集部】