東日本大震災から12年。未来へ…。「岩手・宮城・福島MIRAI文学賞・映像賞」

岩手・宮城・福島が甚大な被害を受けたあの震災から12年。時の流れと共に復興は進み人の動きや街並みは変わりました。そんな被災3県を訪れてみたくなるような文学、映像作品を募集する「岩手・宮城・福島MIRAI文学賞・映像賞」の授賞式が仙台市で行われました。

新たな魅力を持ち始めている被災3県の希望・未来を切り取り、文字と映像の力で3県を訪れる人が増えることを期待して設立された文学賞と映像賞。
3県のミライを綴る今年の文学賞は、「ながれる」(佐藤 薫乃さん、24歳・アルバイト)と「盛岡へ茨城より」(過足 陵磨さん、29歳・会社員)。
3県のミライを映す映像賞は「3分で見せる東北3県」(せーちさん、23歳・大学生)と「一瞬だけど一生の思い出。だから、還る。」(Koyo Shigaさん、24歳・会社員)でした。


左から佐藤薫乃さん、過足陵磨さん、せーちさん、Koyo Shigaさん。

4人は受賞後次のように語りました。
佐藤さん「岩手の良さ、場所の魅力を若者なりに捉え、それが評価されて嬉しい」
過足さん「私は盛岡、そしてそこで出会った方々に救われた。自分が盛岡で感じたことを受け止めてもらいたい」
せーちさん「東北にゆかりがない人に東北のことを知ってもらいたい。自分の動画が誰かの力になれたら嬉しい」
Koyo Shigaさん「岩手・宮城・福島にはまだまだ絶景ポイントがあるので、また出場したい」

受賞作品は公式ホームページでの公開や3県の観光PRでの活用が予定されています。

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