2025.08.29

はじめてのパンレッスン「私でもできる!パン作り」

パン作りは、もっと気軽でいい!今までパンを作ったことがない人でも大丈夫。特別な道具や技術がなくても、自分のペースで楽しめるパンレッスンです。はじめてでも気負わずチャレンジしてみましょう!

今回作るのは、プレーン、大葉アンチョビチーズ、シナモンシュガー、3種類の「フライパンパン」。“こねないパン”なので、暑い夏でも挑戦しやすい一品です。

教えてくれたのは

パン教室nadihouse 主宰
祐生 佳世子先生

パン作りに挑戦!

仙台放送アナウンサー 高橋 咲良

材料

≪生地≫
・ミナミノカオリ(家にある小麦粉でも可)…200g
・きび砂糖…4g
・塩…3.6g
・イースト…2g ・水…160g

≪プレーン≫
・オリーブオイル…適量
・塩…適量

≪大葉アンチョビチーズ≫
・オリーブオイル…適量
・大葉…4、5枚
・アンチョビ…1尾
・チーズ…25g

≪シナモンシュガー≫
・バター…適量
・シナモン…0.5g
・グラニュー糖…15g
・レーズン…10g
・クルミ…10g

作り方

≪下準備≫3時間前からイーストを水に浸水させておく。

  1. 1.浸水させておいたイーストに、砂糖と塩を入れて混ぜる。
  1. 2.さらに小麦粉を加えて、ゴムベラでしっかりと混ぜる。
    1. 3.粉っぽさがなくなったら、ラップをして20分室温に置く。
    1. 4.20分たったらパンチをしていく。ゴムベラで生地をすくって伸ばして折りたたみ、また別のところから生地をすくって同様に行う。生地にコシが出るまで繰り返したら、ラップをして20分室温に置く。

    Point!
    パンチをする目的は、グルテンの強化と発酵の促進です。はじめはゴムベラですくい上げるとのびていた生地が、のびにくくなってきたらOK!

    1. 5.1回目のパンチから20分たったら、2回目のパンチをしていく。しっかりと生地にコシが出たら、ラップをして30度で30分間、一次発酵させる。
    1. 6.生地が1.5倍ほどにふくらめば発酵完了。
      1. 7.手に水をつけ、1/2がプレーン、1/4が大葉アンチョビチーズ、1/4がシナモンシュガー用になるように、生地を3分割する。

      1. 8.プレーン用の生地にオリーブオイルをたらし、包み込むように手前から奥に折りたたみ、次は奥から手前に折りたたむ。
      1. 9.油を塗ったスキレットに8をのせる。
      1. 10.大葉アンチョビチーズ用の生地を平たくのばす。大葉とカットしたアンチョビ、チーズをのせて、まわりの生地を少しずつ中央に寄せるように包む。
      1. 11.閉じ口を下にして油を塗ったフライパンにのせて、平たくのばす。
      1. 12.シナモンシュガー用の生地を平たくのばす。シナモンとグラニュー糖を合わせたシナモンシュガーをのせて、レーズンとカットしたクルミを散らし、まわりの生地を少しずつ中央に寄せるように包む。
      1. 13.閉じ口を下にして油を塗ったフライパンにのせて、平たくのばす。
      1. 14.プレーンの生地は30度で40分。大葉アンチョビチーズとシナモンシュガーは、30度で10~15分仕上げ発酵させる。

      1. 15.プレーンの生地にオリーブオイルをたっぷりとかけて、指先でくぼみをつくり、塩を散らす。220度のオーブンで18分焼く。
      1. 16.大葉アンチョビチーズはフライパンにフタをして蒸し焼きに。強火で30秒、極弱火で6分焼く。生地がふくらんできたら裏返して弱火で3分焼いて完成。途中、オイルが足りなければ追いオイルをしてもカリッと香ばしく焼きあがる。

      Point!
      裏返すまではフタは必須!蒸し焼きにすることで中までしっかり火が通ります。

          1. 17.シナモンシュガーも同様に焼き、追いバターをしたらできあがり!

          詳しい作り方の動画は仙臺いろはの公式InstagramYouTubeで公開中です!

          ※このページの情報は2025年8月29日現在のものです。
          【ライター 佐々木綾】【カメラマン 小野寺真希】

          佐々木綾

          宮城県仙台市出身。仙台市内の出版社勤務を経て、2007年よりフリーランスのライター・エディターとして活動をスタート。雑誌・フリーペーパー・WEBマガジン等の取材・ライティング・編集を担当。

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