仙台パン図鑑 vol.18 「まいにちのパン 日々」 ~夫婦が生みだす、アイディアパンを求めて~


仙台のおいしいパン屋さんをじっくりめぐっていく「仙台パン図鑑」。18回目は、ご夫婦2人で営む、大崎市古川の「まいにちのパン 日々」へ。ずらりと並ぶパンは、ここでしか出合えない、オリジナリティにあふれる逸品ぞろいでした。

見て、話して、お好きなパンを。

3坪ほどのお店におよそ40種類のパンが並ぶ小さなパン屋さん。一般的なパン屋さんにあるような、トレイとトングが見当たらないそのわけは、お客さんとの対話を大切にしたいというご夫婦の想いから。オープン5年目を迎え、一つひとつのパンに固定ファンがつくほど人気のお店になっています。

オープン当時から大切にしているのは、食べ応えと、ここでしか手に入らないパンというオリジナリティ。自分たちが心から満足できるまでこだわり抜いた、味わいも見た目も、ほかにありそうでないパンを取り揃えています。

「まいにちのパン 日々」おすすめパンカタログ

夏限定で登場中の「パイナップルのパイ」(390円)。生地をバターで包む逆折り込み製法でつくられたパイ生地は、バターの風味がたまりません!

チョコ好きのご夫婦によるチョコ好きのためのパン「プチショコラ」(250円)。どこから食べても必ずチョコチップがたっぷりです。

「マッシュ」(320円)も季節限定商品。発酵バターの風味豊かなクロワッサンと、ガーリックをきかせたマッシュポテトが相性抜群!

日々の食卓を彩るパンを納得いくまでこだわり抜いて作り、日々進化し続ける「まいにちのパン 日々」。そのファンはご近所はもちろん、休日に遠方から訪れるパンラバーまで広がっています。

【パン語解説】
取材中に登場した、知っているようでうまく説明できないパンの専門用語をざっくり解説します。

●逆折り込み
パイ生地の製法のひとつ。バターを生地で包んでいく製法で、バターの風味がより強く感じられるパイ生地に仕上がります。

まいにちのパン 日々

住所/大崎市古川大宮1-6-40
電話/0229-25-4551
営業時間/9:00~14:00 ※売り切れ次第終了
休/日・月曜 ※ほか臨時休業あり

※このページの情報は2020年7月31日現在のものです。
【ライター 佐々木綾】

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佐々木綾

宮城県仙台市出身。仙台市内の出版社勤務を経て、2007年よりフリーランスのライター・エディターとして活動をスタート。雑誌・フリーペーパー・WEBマガジン等の取材・ライティング・編集を担当。

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