仙台パン図鑑 vol.34 「BRING Familier Bonpain」 ~仙台にも届いた、蔵王の人気店のパン~

仙台のおいしいパン屋さんをじっくりめぐっていく「仙台パン図鑑」。第34回は、2021年7月にオープンしたニューカマー「BRING Familier Bonpain (ブリング ファミリア ボンパン)」へ。蔵王にある、あの人気店の仙台店として柳生にオープン。これから先の展開からも目が離せない注目店です。

新店が相次ぐエリアにオープン!

ここ数年、新しいパン屋さんがオープンしている南仙台エリア。そこに一際スタイリッシュンな外観が目を引くパン屋さんが仲間入りしたのは2021年夏のこと。ドイツのマイスターがパンを焼く、蔵王の人気店「BRING」の仙台店としてオープンしました。あたたかみのある蔵王店からはイメージを一新。グレーを基調とした無機質な雰囲気の店内は、テイクアウト専門にしては贅沢すぎるほど広々とした空間。その分、ゆっくり、じっくりとパンを選ぶことができます。

店内にあるのはL字型のカウンターとベンチだけ。潔いほどシンプルな空間に、奥の工房で焼き上げられたばかりの、やや大ぶりなむっちりとしたパンが30種ほど並んでいます。食パンやあんパンなどベーシックなものから、バゲット、カンパーニュなどのハード系、ショーケースにはサンドイッチも。「蔵王のパンは買えないの?」というお客さまからのリクエストにこたえて、少しずつラインナップも変化している途中とのこと。蔵王店とはまた違った雰囲気の中、馴染みのパンから仙台店ならではの味までいろいろ楽しめるお店です。

「BRING Familier Bompain」おすすめパンカタログ

蔵王店でも大人気の「フレンチトースト」(216円)が仙台店にも登場!なんと「BRING Familier Bonpain」では、食パンタイプとバゲットタイプの2種類を用意。コクがある蔵王産の卵の旨味をじっくりとしみ込ませ、表面はカリッと、中はソフトに仕上げたパン屋さん自慢のフレンチトースト。どちらのタイプがお好みでしょう?

エルヴィス・プレスリーが愛したと言われる「エルヴィスサンド」(480円)は、なかなかほかではお目にかかれないメニューでは?食パンにピーナツペースト、バナナ、ベーコン、ハチミツをサンドしてバターでソテー。一口頬張るたびに楽しめるカリッジュワッという独特な食感と、絶妙な甘じょっぱさは、悪魔的なおいしさ!

沖縄の塩・シママースで甘みを引き立たせたモチモチふわふわの食パンに、蔵王産の卵を使った厚焼きたまごをサンドした「蔵王たまごサンド」(415円)。半熟一歩手前、ジュワッと旨みがとろけ出るたまご焼きと、8枚切りのパンのバランスが絶妙。シンプルな構成ながら、人気の理由が分かる逸品です。

最後は、お店を訪れる子どもたちにも人気という「メロンパン」(175円)。メロンパンの特徴である格子状に割れたビスケット生地は、コンベクションオーブンで焼き上げることでサクサクッと軽い口当たり。噛んでも空気を含んでふんわりと戻る生地とのバランスもよく「ちょっと甘いパンが欲しいな」という時にもぴったりです。

蔵王産の素材を使ったパンづくりを続けながら、今後は地域の野菜なども取り入れ、サンドイッチ系のラインナップも充実させていきたいという仙台店。オープンからまだ数カ月。訪れるたびに、以前は見かけなかったおいしいパンに出会えるかもしれません。駐車場も広いので遠征組にもおすすめです。

【パン語解説】
取材中に登場した、知っているようでうまく説明できないパンの専門用語をざっくり解説します。

●メロンパン
みんなが知っている日本発祥と言われるパンですが、名前の由来はいまだに謎!「表面のビスケット生地がメロンに似ているから」「メレンゲパンがなまってメロンパンになった」など、諸説あります。「BRING Familier Bonpain」はふんわり生地とビスケット生地のシンプルな構成ですが、巷にはクリームやあんこが入っているメロンパンも存在するのだとか!

BRING Familier Bonpain

住所/仙台市太白区柳生1-6-1
電話/022-302-6587
営業時間/10:00~17:00 ※売り切れ次第終了
定休日/月・火・水曜
Instagram/ @bring_familierbonpain

※このページの情報は2021年11月19日現在のものです。
【ライター 佐々木綾】【カメラマン 小野寺真希】

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佐々木綾

宮城県仙台市出身。仙台市内の出版社勤務を経て、2007年よりフリーランスのライター・エディターとして活動をスタート。雑誌・フリーペーパー・WEBマガジン等の取材・ライティング・編集を担当。

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