カラフルでみずみずしく、自然のおいしさがギュッと詰まったフルーツ。
フルーツを食べると、カラダも心も潤っていく感じがします。なんだか元気がないなと思ったときや、暑さでバテやすいこれからの時期は、フルーツでパワーチャージしよう!
川崎町で50年以上にわたり、大根を栽培している「生駒農場」。20年ほど前からは、みちのく杜の湖畔公園近くでテントを張り、露店商の八百屋もスタート。自社農園の大根をはじめ、新鮮な野菜やフルーツをリーズナブルに買える八百屋さんとして、地元の人に親しまれています。
川崎町・蔵王町方面へのドライブ中の寄り道スポットでもおなじみ(冬季は休業)。そんな大根農家で八百屋の生駒農場が2020年2月、蔵王町の遠刈田温泉に、新業態のストアをオープンしました!
場所は遠刈田温泉の玄関口、こけし橋を渡ってすぐ。
2020年に完成したばかりの新しい商業施設「zao patio(ザオウ パティオ)」の一角にあります。
「808.mini」と書いて「ヤオヤドットミニ」と読む店名は、小さな八百屋を意味。
旬でおいしいのはもちろん、珍しい品種、安心できる生産者など、目利きで仕入れたフルーツと野菜を販売。選りすぐりのフルーツを使ったパフェやソフトクリーム、ドリンクも提供しています。メニューはすべてテイクアウトOK!
オーダーを受けてから一つひとつカットしてくれる、フレッシュすぎるフルーツ。
季節や自然条件によって、店頭に並ぶフルーツの顔ぶれはさまざま。そのため、定番メニューでも使用するフルーツの種類は、日によって異なります。今日はどんなフルーツに出会えるかな?
切りたてのフルーツを詰め込んだカップに、ソフトクリームを乗せて。808.miniの人気ナンバー1、ハンディパフェの出来上がり!
◆ハンディパフェ パリパリチョコ 700円
「フルーツをメインにした、八百屋ならではのパフェをつくりたくて」と、代表の生駒小百合さん。写真を撮ったり、食べ歩きをしたりしやすいよう、片手で持てるハンディタイプを採用。透明カップの中にはフルーツがぎっしり。八百屋だからできるフルーツの贅沢使いに、あっぱれ! チョコなしは650円。
かための食感と濃厚なミルク感を楽しめるソフトクリームも絶品! フルーツ以外にも、チョコレートやココナッツをトッピングしたものなど、多彩なソフトメニューを展開しています。
◆メーガンソフト 450円
子ども時代に好きだった人も多いはず。懐かしくてかわいい、あのチョコスプレーを振りかけたソフトクリーム。ちなみにメーガンとは、生駒さんの友人・めぐちゃんのニックネーム。チョコスプレーが大好きな彼女を思って命名。あのレディを連想したなら、メーガン違いです。
◆808ソーダ 480円
ドリンクで人気なのは、ソーダにカットフルーツを大量投入したこちら。フルーツの持つ自然な甘みと酸味が、ソーダと一緒に弾ける〜!!
◆ドライフルーツ 1袋410円(3袋で1,080円)
カウンターには、自家製ドライフルーツがずらり10種類以上。そのまま食べるのはもちろん、水に入れてデトックスウォーターをつくったり、紅茶に入れて飲んだり。料理にトッピングするのもおすすめ。シイタケやトマトなどのベジ系もあり。
フルーツや野菜は、少しでも傷んでいたり、形が悪かったりすると、お客さんの手に取ってもらえなくなる。店頭へ出せない商品や売れ残った商品は廃棄に…。ドライフルーツは、そういったフードロスを削減するために製作しています。
ドライ加工によって日持ちするだけではなく、フルーツや野菜本来の栄養素を凝縮。さらに、食物繊維やミネラルが増すうれしいメリットもあるそう。店で一つひとつ丁寧に手づくりしています。
フルーツって、お金にも気持ちにも余裕がないと買えない、ちょっと特別なもの。特に、10代や20代の若い世代には、自ら買って食べる習慣が少ないと言います。「若い人たちにも、もっと気軽にフルーツを楽しんでもらいたい」。そんな思いから、808.miniは生まれました。
従来の八百屋のイメージを覆す、インスタ映えを意識した店内と商品ラインナップ。店内に描かれたアートの前でスイーツやドリンクを撮影すると、こんなおしゃれな写真が撮れちゃうんです。
アートはすべて生駒さんの直筆だからすごい! そして、食感がかための808.miniソフトは、一般的なソフトクリームよりも溶けにくく、写真を撮りやすい&食べやすい配慮がされているのです。撮影タイムも楽しんで♪
よく見ると、店内には露店商で使われていたテントの枠組みが置かれています。生駒農場のシンボルが、無骨でカッコいいインテリアに変身。
手づくりのポップもかわいい! 随所に、生駒さんのフルーツ愛とセンスを感じます♡
祖父、父から生駒農場を引き継いだ3代目の生駒小百合さん。語学留学のため5年間アメリカで暮らしていた経験とクリエイティブな発想から、808.miniやオンライン販売、SNSなど、生駒農場を広める新たな取り組みを実践。フルーツと野菜の魅力を拡散中!
生産者と大地によって育まれたフレッシュなフルーツを、新しいスタイルで楽しみながら、心もカラダもリフレッシュ☆
“ダルゴナコーヒー”見つけました
泡状のコーヒーをミルクと混ぜて飲む、韓国発のトレンドドリンク「ダルゴナコーヒー」。これはインスタ映えする!と、808.miniではいち早くメニューに仲間入り(480円)。見た目はインパクト抜群、口あたりはマイルドな茶色のモコモコ泡コーヒー。新感覚です!
808.mini IKOMA FARM
住所/刈田郡蔵王町遠刈田温泉仲町31-1 zao patio
TEL/0224-26-8608
営業時間/12:00~16:00(L.O.)
休/水曜
Instagram/808.mini_ikomafarm
※表示価格はすべて税込みです。
※メニューはすべてテイクアウトOK。
※内容は一例です。時期によって変わります。
※営業時間は変更になる場合があります。最新情報はInstagramで確認してください。
※このページの情報は2020年6月3日現在のものです。
【ライター 池田直美】【撮影 門山夏子】【写真提供 生駒農場】