Vol.
2023.04.21

工務店の社長夫人がつくる、素朴でやさしい“ママンのおやつ” 宮城のカフェ&スイーツ*79話『HELF』

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●本日のカフェ&スイーツ
『HELF(ヘルフ)』
エリア:柴田、大河原
ジャンル:ナチュラルカフェ、ヘルシーおやつ
テイクアウトメニュー:あり
ペット同伴:補助犬はOK




「イメージは、ママンの手づくりおやつ。家族や大切な人に食べさせたいものとして、できるだけ添加物を使わずに、北海道産のビート(てんさい)糖や国産小麦、地域でとれた旬のフルーツを使い、丁寧に手づくりしています」。そう話すのは、小島寛子(おじまひろこ)さん。夫の武さんと大河原町で工務店を経営しながら、金曜・土曜日だけカフェ「HELF(ヘルフ)」を開いています。




事務所兼カフェがある場所は、JR大河原駅から徒歩約15分。もともと家具職人の工房だった建物は、外観が和風の佇まい。ガラガラッと扉を開けたら、靴を脱いで中へ。




天井が高く、開放的な店内。存在感たっぷりに鎮座する長テーブルは、職人から借りているもので、クリの木の一枚板が使われています。床には、希少なカリンの木材。職人のこだわりが光る工房の雰囲気を活かして、インテリアはナチュラルに。心地いい余白を感じます。




HELFは、社名のHonesty(アネスティ)とEnjoy、Living、Factoryの頭文字を合わせた造語。「地域の人が外出するきっかけになり、交流をはかれる拠点になれたら」と、コロナ禍の2022年10月にオープンしました。ロゴは寛子さんがデザインし、平和の象徴であるハトをモチーフに。すると…




庭のモミジの木に、キジバドが巣をつくったのです。「ときどき巣に戻ってきたり、庭を歩いたりするんですよ」と、窓の外に温かいまなざしを向ける寛子さん。ポッポちゃんと名付け、お客さまと一緒に店内からこっそり見守っています。




寛子さんは、腸もみのリラクゼーションサロンも運営。現在サロンはお休み中ですが、カラダにやさしい食材にこだわるのも、セラピストとしての知識と経験から。「腸は脳と密接につながっていると言われています。腸が不調だとメンタルも落ち込みますし、逆にストレス過多で腸が不調になるケースも。当店では、味噌やこうじなど、腸活におすすめの発酵食も取り入れています。おいしさはもちろん、見た目も考えて、お腹も心も満たされるメニューを目指しています」と話します。




◆おからパウンドケーキ 500円、コーヒー 300円(セット価格)
小麦粉のかわりに食物繊維が豊富で腹持ちのいいおからを使用した、グルテンフリーのパウンドケーキ。おから特有のパサパサ感はなく、しっとりとした口当たり。くるみ、レーズン、クランベリーが入り、ラム酒の風味が豊かに広がります。取材時は、大河原の桜をかたどった自家製クッキーとイチゴ付き。春限定ブレンドのコーヒー(単品500円)と一緒に、季節感を満喫しました。




◆スコーンプレート 500円、和紅茶 300円(セット価格)
全粒粉を使用したスコーンは、サクッとビスケットのよう。添えられた自家製ジャムは、時期によって変わります。取材時は、亘理町産のイチゴでこしらえたジャムとクリームチーズ。ジャムに合わせて、クリームチーズのかわりにアイスクリームが添えられるなど、アレンジも細やか。和紅茶は、静岡県産の無農薬栽培茶葉を使用しています(単品500円)。




◆奥さまプリン 450円
昔ながらのしっかりとした硬さと、なめらかな口どけをいいところ取りした絶妙な食感。亡くなったお父さんが療養中に、寛子さんが毎日つくって届けたという思い出の味です。奥さまとは、寛子さんのこと。「奥さまきまぐれブレンド」なるコーヒーもあり、魅惑の奥さまメニューに心が惹かれます。




◆週替わりランチ 1,000円
取材時は、ピザトーストとニンジンのポタージュ、サラダ、コーヒーゼリー。全粒粉を使った自家製パンは、外側は香ばしく、中はふんわり。食べごたえがあります。サラダには、夫・武さんの実家(村田町)から届いたとれたての野菜が。まろやかな豆乳味噌ドレッシングをかけていただきました。ランチは数量限定のため、事前予約がおすすめです。スパイスカレーやハンバーグの週も。




「HELFの味をご自宅でも楽しんでもらいたい」と、店内の棚には、テイクアウト用の焼き菓子とコーヒー、お茶がずらり。




コーヒーはオーガニックの豆を中心に、季節ごとのオリジナルブレンド、カフェインレスまで充実。ハーブの専門知識を持つ寛子さんがセレクトした、ハーブティーも並びます。




飲食の提供以外に、フラワーアレンジメントや陶芸のワークショップも開催。暮らしを楽しく、豊かにする場づくりを行っています。おいしいスイーツやドリンク、暮らしのヒントを持ち帰ることで、店を出た後の日常もちょっとハッピーに。




すこやかに暮らすためには、おいしく食べて、しっかり寝るのが大事だと、寛子さんが教えてくれました。春は、年度や気温の変化に対応するのに忙しく、気を張っていることが多々。疲れやストレスをため込みやすくなります。素敵なカフェでお腹と心を満たし、自分を甘やかす時間も確保していきたいです。




(右から)株式会社アネスティの代表・小島 武さんと寛子さん、HELFの皆さん。武さんがつくる「社長のワクワクランチ」「社長の手づくりおやつ」もときどき登場しますよ。


“ママンの手づくりジャム”見つけました

スコーンプレートに添えられていた季節のジャムは購入も可能。写真は、亘理町産のイチゴを使用。レモン果汁とビート糖だけというシンプルな材料でつくられているため、瓶一杯にイチゴの自然な甘さが詰まっています。200g 600円。

HELF

ヘルフ

住所/宮城県柴田郡大河原町新南37-1
TEL/0224-86-4360(株式会社アネスティ)
営業時間/11:00〜16:00(フードL.O.15:00、ドリンクL.O.15:30)※ランチ〜14:00(L.O.)
営業日/金・土曜 ※2023年4月21日(金)、22日(土)は休み
Instagram/helf.2022

※表示価格はすべて税込みです。
※2023年5月に価格改定を予定しています。
※このページの情報は2023年4月21日現在のものです。
※最新情報はInstagramを確認してください。
【ライター 池田直美】【撮影 門山夏子】

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