
6月1日より職場での熱中症対策が事業主に義務付けられたことを受け、仙台市泉区の工場で職員に対する研修会が行われました。
熱中症対策アンバサダー講座
場所:仙台村田製作所(仙台市泉区:電子部品の開発・製造など)
講師:大塚製薬の社員
参加:工場の現場監督など
内容:熱中症になるしくみ、熱中症の各症状、冷却方法、スポーツ活動中、職場における熱中症予防、水分補給のポイントなど

参加者からは…
「屋内で活動しているなかで、熱中症を重要視したことがなかったので、今回の講座をきっかけに作業の見直しをしようと思った」
「作業によっては暑さ指数が超える可能性がある。今後はみんなの声を聞いてやっていきたい」
「年齢や性別で暑さの感じ方が異なることを知り、勉強になった」
仙台村田製作所の取り組み
・屋外作業員用として冷蔵庫に健康飲料水などを常備
・作業服の中に風を送る「空調服」を着用
・計測機器を身に着ける




担当者は…
「作業が異なる環境においても、全従業員に安全に楽に作業をしてもらいたい」と話しています。
厚生労働省によりますと、2023年に職場での熱中症による死傷者数は1000人超。
職場での適切な熱中症対策が求められています。
【仙臺いろは編集部】