
サンモール一番町のアーケードを抜け、柳町通りへと向かう道沿い。白壁2階建ての建物が、カフェレストラン「MUKU」です。店名に込められているのは、動物たちのまっすぐで無垢な気持ちを大切にしたいという想い。その背景にあるのは、家畜の気持ちに寄り添い健やかに育てる「アニマルウェルフェア」や、循環型農業への敬意です。メニューの主役は、オーナーが様々な巡り合わせで出会った生産者から届く、生命力あふれる食材。動物や環境にやさしい取り組みを声高に主張するのではなく、居心地のよい空間でおいしいものを提供することで、未来に向けた取り組みがじんわりと伝わっていくことを願ってこの店をオープンしたのだとか。

ピーコックブルーの扉を開けると、古い躯体を活かした温もりあふれる空間が広がっています。特に2階窓際のカウンター席は、白いカーテン越しに光が柔らかく差し込む特等席。階段やドアの横など至る所に可愛らしい動物たちのイラストが描かれていて、ふと視線を落として目が合うたび、思わずくすっと笑ってしまいます。水やカトラリーのセルフスタイルも、自分に必要な分だけを大切にする「MUKU」らしい心地よいルール。「おしゃれな空間でおいしいものを食べたい!」という素直な気持ちで扉を開ければ、いつの間にか動物や環境に配慮する、新しい自分に出会えるかもしれません。
◎人気の組み合わせ
「アイスクッキー」(680円)と「ラズベリーラテ」(800円)
ティータイムに楽しみたいのは、心を満たしてくれるヴィーガンスイーツ。グルテンフリーのクッキーで、甘酒やココナッツミルクのコクを活かした自家製アイスをサンドしています。ラムレーズンがふわっと香る大人のおやつは、クッキー×アイスの組み合わせを罪悪感なく楽しめる控えめな甘さ。ソイクリームの軽やかな口当たりと、ラズベリーの甘酸っぱさが絶妙な「ラズベリーラテ」とのペアリングがおすすめです。

◎お店のおすすめ
「AW豚グリルのMUKUサラダボール」(1,900円)
素材本来の無垢なおいしさをダイレクトに味わうなら、迷わずこの一皿を。ケールやキヌア、平飼い卵など彩り豊かな食材がボウルいっぱいに盛り付けられています。その中央で存在感を放つのは、一日かけて煮込んでから香ばしくグリルした放牧豚。脂身までさらりと食べやすく旨みが凝縮されています。食べ応えがありながら食後も体が重くならない、心まで満たしてくれる看板メニューです。

食事はアニマルウェルフェアに配慮した動物性食材を取り入れつつ、嗜好品であるデザートやドリンクはヴィーガンで提供するという独自の線引きも「MUKU」ならでは。いろいろなライフスタイルや価値観を持つ人々が同じテーブルを囲めるよう、グルテンフリーメニューなども柔軟に揃えています。まずは気軽なランチやカフェタイムから。ここでの時間が、自分を取り巻く世界を少しだけ見直すきっかけになるはずです。

いろはnote
愛犬も一緒に過ごせる貴重なカフェ
1階フロアは愛犬と一緒に過ごせるドッグフレンドリーな空間。店内のテーブル席まで動物OKなのは、仙台の街中ではとても貴重です。しかも犬だけでなく、猫やウサギなどやさしい動物ならなんでも歓迎。動物たちの足腰への負担や、動物が苦手なゲストへの配慮から、キッチンがある2階は立ち入りを控えるなど、共に心地よく過ごすためのやさしいルールが守られています。
MUKU
住所/仙台市青葉区一番町1-11-19
営業時間/<モーニング>9:00~11:00
<フード>11:00~15:30
<デザート>11:00~16:30
※ディナータイムは10名以上で貸切可。要問合せ。
定休日/無休
Instagram/muku_sendai
ランチ:○
テイクアウト:〇
Wi-Fi:○
電源:〇
支払い:クレジットカード、QRコード決済、電子マネー ※現金不可
※表示価格はすべて税込みです。
※このページの情報は2026年4月30日現在のものです。
※最新情報はInstagramを確認してください。
ACCESS MAP
【ライター 佐々木綾】【カメラマン 小野寺真希】



