Vol.0094
2016.01.04

公園で、街角で。外飲みコーヒーのススメ≪今週のカフェ&スイーツ*6話 『SENDAI COFFEE STAND』≫

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2015年12月13日、晩翠通りに小さなコーヒー屋さんがオープンしました。10坪ほどのこぢんまりした店内には、スタンド用の椅子が数脚。そう、ここはテイクアウトがメインのお店。

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今もこの自転車に乗って、仙台の街中を巡りながらコーヒー販売をしています。


「このお店を出発点として、買ったコーヒーを片手に街をぶらぶら散歩したり、公園でひなたぼっこしたり…。僕たちは“To Go”と呼んでいるんですが、そんなふうに一杯のコーヒーをきっかけに外で過ごすスタイルを楽しんでほしいなと思っているんです」
そう話してくれたのは本郷紘一さん。移動販売式のコーヒーショップが好評だったことから、実店舗オープンに踏み切りました。

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ヘアサロンの経営者でもある本郷さん。仲間と「SENDAI COFFEE STAND」を立ち上げました。


「HAIR×design ARUE」「HAIR × NAIL BRooCH」「MAISON HAIR&MAKE」の3つのヘアサロンを経営する美容師である本郷さんがコーヒーショップを手掛けるのは意外な気もしますが、「この街をおしゃれにしたい」という根本に流れる想いは美容も飲食も一緒。店内の黒板に書かれた“A cup of coffee fills our city”―1杯のコーヒーが街を豊かにするというメッセージに、そのすべてが凝縮されています。

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そもそもコーヒーはあまり好きではなかったという本郷さん。コーヒーってこんなにクリアで美味しいものだったの?と思える一杯に出会ったことから、すべてが始まりました。豆の栽培から生産、輸送、焙煎…コーヒー作りに関わるあらゆることにこだわったスペシャルティコーヒーの存在を知り、それからコーヒーの面白さにハマっていったそう。もちろんお店では、そのスペシャルティコーヒーの中でも90点以上の評価をもらうトップスペシャルティコーヒーを毎日提供しています。

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本日のトップスペシャルティコーヒーは、グアテマラの「FLORENOIA BOURBON」(¥500)。コクがあってまろやか! 冬に合います。


そのほか、“コーヒーハンター”と本郷さんが呼ぶ目利きが、世界各国の農園から選んだシングルオリジンコーヒーも常時3種類ほど楽しめます。最近よく耳にするシングルオリジンコーヒーとは、どこの農園で生産された豆か、どんな生産処理方法で手掛けられたのか等が明確な品質の高いコーヒーのこと。その名の通りブレンドせずにシングルで淹れるため、その豆本来の特徴が分かりやすく、多くのコーヒー好きから人気を集めています。取材に訪れた日は、インドネシア、ブラジル、エルサルバドルの農園から仕入れたシングルオリジンコーヒーでした。

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昨今のコーヒーブームでは酸味のある甘めのコーヒーが人気ですが、あえて昔ながらの苦みを強調した(でもすっきり飲める不思議!)「ブレンド クラシックフレンチ」(¥400)もおすすめだとか。コーヒーはあまり詳しくなくてというビギナーさんから、いろいろ飲み尽くしてきたぜ!と胸を張る通な人まで、幅広く対応してくれる懐の広さも魅力です。

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道路に面した窓辺でコーヒーを淹れてくれます。そんな姿も粋!

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窓辺に置かれた古いメトロノーム。たまにお客さんにねじを巻いてもらう時も(笑)。


こだわりはコーヒーのみにあらず。幻の豚と呼ばれるスペインの生ハム・ハモンテルエルとモッツァレラチーズの組み合わせが絶品のPanino(パニーノ)は、もっちりとした柔らかさを求めて1日2回店内で焼いたパンを使用。湿度や気温の関係で思ったように焼けなかった時は、店頭に出すのをやめてしまうそうなので見つけたら即買い必至です!

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外側はカリッと焼けているのに中身はもっちり。トリュフ塩も絶妙に効いているPanino(パニーノ)は¥1,200(※ハーフ¥600)。

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ミルクプレーン(¥250)とクランベリーショコラのスコーン(¥300)も人気。コーヒーに合う優しい甘さ。


高校の同級生など昔の仲間と一緒に立ち上げた「SENDAI COFFEE STAND」。何年も前から店舗を持つことを見据え、試飲会を開いたりフードの盛り付けのアイディアなどを話し合ったりしながら、ここまで漕ぎ着けました。なかにはフレンチレストランで働いていたスタッフもいるそうで、そんないろいろな経験をしてきた昔馴染みが大人になり、再び一つの場所に集まって共に仕事をする姿もまた素敵。
 これからエスプレッソマシーンや新しい焙煎機が導入されるとのこと。今後ますますパワーアップする「SENDAI COFFEE STAND」から目が離せません!


“ コーヒーの香り”見つけました

cafe_sweets06-11 その日に提供している豆を、ガラスのぐい飲みに入れてカウンターに。どのコーヒーを飲めばいいか分からない~という人は、自分好みの豆の香りで選んでみてもいいかも!



SENDAI COFFEE STAND

cafe_sweets06-12 仙台市青葉区国分町1丁目3-12 スキャンダルキッズビル1F
022-797-1015
月・火・木~土 11:00~20:00
日 11:00~19:00
水曜定休

※このページの情報は2016年3月9日現在のものです。
【ライター 鈴木紘子】【撮影 門山夏子】


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