「誰でもカンタンに作れる薬膳料理」をコンセプトにしたレシピ動画の連載。料理を教えてくれるのは、仙台白百合女子大学 健康栄養学科 教授の佐々木裕子(ささきゆうこ)先生です。
(左)佐々木裕子先生、(右)仙臺いろは組 佐藤友紀乃
今回のレシピは「疲労回復おでん」。じっくり煮込まれたおでんの具には、野菜や練りものなど、消化が良いものも多く、胃に負担をかけがちな、お正月にはピッタリなお料理です。しかも今回は、おでんの出汁はかつお節のみ。醤油やめんつゆを使わない塩分控えめなヘルシーおでん。
そして今回の薬膳ポイントは、おでんにつける味噌ダレ。市販の田楽味噌にひと手間加えて薬膳にアレンジ。使うのは然の膳の「かける薬膳(黒)」。疲労回復や血行促進に期待できる黒ごま・にんにく・山椒が使われています。これを田楽味噌と混ぜるだけ。「かける薬膳(黒)1:田楽味噌4」の割合で混ぜ合わせれば、ごまの風味が香る「薬膳味噌ダレ」の完成。
ごまの風味と山椒のスパイシーなアクセント。シンプルなお出汁で煮込まれたおでんとの相性はバッチリ!出汁の塩分は控えめですが、味噌ダレのインパクトで満足感のある味わいです。
おでんは料理の手間も少ないので、疲れた時にはピッタリの料理。今回紹介した薬膳味噌ダレを加えれば、疲労回復効果も期待できるので、厳しい冬を乗り越えるにはオススメの薬膳料理ですね。
材料はコチラ(1人分)
出汁・・・・・・・・・・・かつお節のみ 適量
かける薬膳(黒)・・・・・大さじ1
田楽味噌(市販)・・・・・大さじ4
薬膳味噌ダレの作り方
- 1.お好きなおでんの具材を用意する
- 2.かける薬膳(黒)1:田楽味噌4の割合で混ぜ合わせる
使用した味噌ダレ
然の膳の「かける薬膳(黒)」
疲労回復や血行促進に期待できる黒ごま・にんにく・山椒を使用。お肉料理に相性抜群。
野菜と一緒に炒めたり、調味料として料理に使ったり、幅広い用途のかけるソース。
※このページの情報は2022年1月4日現在のものです。
【レシピ監修:然の膳、仙台白百合女子大学 健康栄養学科 佐々木裕子 教授】
【仙臺いろは 編集部】