「誰でもカンタンに作れる薬膳料理」をコンセプトにしたレシピ動画の連載。料理を教えてくれるのは、仙台白百合女子大学 健康栄養学科 教授の佐々木裕子(ささきゆうこ)先生です。
(左)佐々木裕子先生、(右)仙臺いろは組 佐藤友紀乃
今年の夏は猛暑の予感。すでに全国各地で熱中症のニュースが…。そんなわけで、今回の薬膳は「熱中症予防ドリンク」。水分補給かつ、腸の働きを整える「お酢」や、疲労回復が期待できる「クエン酸」を使って、ワンランク上の熱中症対策ドリンクを作ります。
ベースになるソーダには、お酢の中でもクエン酸が多い「黒酢」(黒酢以外のお酢でもOK)に「レモン」の絞り汁でビタミンCとさらにクエン酸を追加し、炭酸水を加えます。
シロップには、今回、抗酸化作用がある「ビーツ」のペーストを使用。はちみつを合わせ、甘さを加えます。シロップはビーツ以外の野菜・フルーツでも代用可能で自分好みのシロップが作れます!
ビーツの鮮やかな赤に、レモンの輪切りを加えれば、見た目も爽やかなトロピカルドリンク風。お酢やレモンの香り・酸味が爽快な味わいです。
材料(1人分)
ベースソーダ
黒酢(有機穀物酢)・・・・大さじ1/2
レモン果汁・・・・・・・・小さじ1と1/2
炭酸水・・・・・・・・・・150cc
氷・・・・・・・・・・・・適量
シロップ・飾り
ビーツペースト・・・・・・10g
はちみつ・・・・・・・・・大さじ1
レモン輪切り・・・・・・・1枚
作り方
- 1.グラスに黒酢にレモン果汁を混ぜ、炭酸水を加えベースソーダを作る
- 2.ビーツペーストとはちみつを合わせ、①のベースソーダに加える
- 3.お好みの量の氷を入れ、ゆっくりかき混ぜてレモンを添える
薬膳料理のレストラン「然の膳」
全国の病院に併設されている薬膳料理レストラン「然の膳」では、7月4日(月)から期間限定で、佐々木先生監修の「熱中症予防ドリンク」を提供中。ぜひ、下記の店舗にぜひ足を運んでみてください。
※このページの情報は2022年7月1日 現在のものです。
【レシピ監修:然の膳、仙台白百合女子大学 健康栄養学科 佐々木裕子 教授】
【仙臺いろは 編集部】