仙台パン図鑑 vol.20 「コナリナ」 ~“コナ”にこだわる珠玉のパンをテイクアウト~


仙台のおいしいパン屋さんをじっくりめぐっていく「仙台パン図鑑」。20回目は、2020年3月に東松島市矢本にオープンしたパン工房「コナリナ」へ。店名の通り、コナ=小麦粉へのこだわりは相当なものでした!

種類やブレンドの違いが、独自の味わいを生みだす。

1日に約60種類ものパンが並ぶ「コナリナ」。ちょっと不思議な店名は、“コナ”=小麦粉にこだわりたいという想いと、ハワイ語で柔らかいという意味の“リナ”から名づけられたものだとか。その名の通り、小麦粉には並々ならぬこだわりが。なんと10種類以上の小麦粉が、それぞれのパンに合わせて使い分けられているのです。

なかでもフランスパンは、シンプルな材料から作られるからこそ、その店ならではの味が出やすいもの。「コナリナ」では3種類の小麦粉をブレンドすることで、味に広がりや奥行きを持たせ、独自の味わいや風味を追求しています。

「コナリナ」おすすめパンカタログ

開店から30分足らずで20斤が売り切れることもあるほど人気の「レーズン食パン」(378円)。湯種製法により生地はもちもち!たっぷりレーズンとの相性も抜群です。

「キューブクリームパン」(162円)は、形のイメージに反して生地はやわらかく、中にはなめらかな口当たりのカスタードクリームがたっぷり!一口頬張れば幸せな気分になれます。

世代を問わず人気の「チョコバナナッツ」(248円)は、しっとりとした食感。甘めの生地やバナナに、ナッツの香ばしさがベストマッチ。チョコレートのアクセントもきいています。

小麦粉の使い分けやブレンドによって生まれる無限の可能性を追求する「コナリナ」。パン屋の少ない東松島で、小さなパン工房は地元の食卓においしいパンを届け続けます。

【パン語解説】
取材中に登場した、知っているようでうまく説明できないパンの専門用語をざっくり解説します。

●湯種
パン生地に使用する小麦粉の一部にお湯を加えてこね、一晩寝かせた生地のこと。これを入れることで、もちもちとした食感を生みだします。

コナリナ

住所/東松島市矢本大溜229-3
電話/0225-98-6980
営業時間/10:00~18:00 ※売り切れ次第終了
休/日・月曜

※このページの情報は2020年8月28日現在のものです。
【ライター 佐々木綾】

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佐々木綾

宮城県仙台市出身。仙台市内の出版社勤務を経て、2007年よりフリーランスのライター・エディターとして活動をスタート。雑誌・フリーペーパー・WEBマガジン等の取材・ライティング・編集を担当。

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