Vol.
2021.08.17

骨粗しょう症がもたらす“いつの間にか骨折”の危険性とは?「大人女子の取扱説明書」【PR】

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知っているようで、ちゃんと知らない。聞きたくても、人には聞けない。女性ならではの不調や不安について、東北大学の八重樫先生率いるドクター陣が解説!

こんにちは。東北大学の八重樫です。今回のテーマは「骨粗しょう症」。手指変形性関節症と同様に、骨粗しょう症も女性のほうが男性よりかかりやすく、更年期以降の女性ホルモン低下が誘因の一つといわれています。単なる加齢現象と諦めず、病気をよく理解して健やかな毎日を送るために、東北大学病院 産科婦人科・漢方内科の大澤先生に詳しく教えてもらいましょう。

教えてくれたのは

東北大学大学院医学系研究科長・医学部長
婦人科学分野 教授
八重樫伸生先生


東北大学病院
産科婦人科・漢方内科 講師
大澤 稔先生



【手指変形性関節症】
主な症状(手の指)
背中が丸くなった 身長が2cm以上低くなった 腰や背中が痛む 転倒しやすい 骨折

そもそも、「骨粗しょう症」って?

骨粗しょう症とは、骨密度や骨強度が低下し、骨がもろくなる病気です。転倒しただけでも骨折しやすくなり、日常生活に大きな支障をきたすことに。特に、背骨の圧迫骨折や股関節の付け根(大腿骨頸部)の骨折によるリスクは非常に大きく、寝たきりになってしまうケースもあります。わかりやすいサインは、「姿勢の悪化」や「身長低下」。背中が丸くなり、過去の最大身長から2cm以上低くなっていたら、背骨を圧迫骨折している可能性があります。整形外科や内分泌内科、更年期医療を専門とする婦人科を受診してください。

実は多い「いつの間にか骨折」に注意!

背骨の圧迫骨折をした患者さんのうち、約2/3の人が痛みを感じないというデータもあります。このように、骨粗しょう症は「いつの間にか骨折」を引き起こすため、知らない間に発症→骨折→寝たきりになるケースも。また、背骨や股関節を骨折した後の5年死亡率は約25%もあるといわれています。死因の多くは内臓の病気で、特に多いのが肺炎。ほかにも便秘、逆流性食道炎、高血圧、動悸といった、高齢者によくある症状のほとんどが、実は骨粗しょう症による背骨の圧迫骨折からくることを知っておいてもらいたいです。

どんな人がなりやすい?

女性ホルモンに含まれるエストロゲンには、骨の形成を促し、骨を守る働きがあります。ところが、40歳以降になるとエストロゲンの分泌が減少するため、骨粗しょう症にかかりやすくなるといわれています。月経不順や閉経の影響によっても女性ホルモンのバランスが乱れるため、月経不順の人、閉経が早く訪れた人はさらにリスクが高まります。また、痩せ型の人、10代で極端なダイエットや偏食を行い、20代前半に期待される最大骨量が低い人なども挙げられます。

自分と家族の予防のために

自覚症状がなく、骨折して初めて発覚する場合も多い骨粗しょう症。早期発見のためにも、健康診断や人間ドックで定期的に骨密度を測定することが重要です。一般的な対策としては、カルシウム、ビタミンD(肝油ほか)、タンパク質などの栄養素を過不足なく摂ることと、エクオール(※)などのサプリメントで補うことが挙げられます。運動ではウォーキングや太極拳など、地に足をつける運動がおすすめ。水泳は無重力に近い状態となるため、筋トレには良いですが、骨にはあまり効果は期待できません。骨折は健康の大敵! 骨粗しょう症の予防とともに、骨折しない体づくりを心がけましょう。(大澤先生)

※女性ホルモン(エストロゲン)に似た働きをする大豆由来成分。

大人女子の取扱POINT
myベストパートナーになってくれる「かかりつけ医」を持とう!

※このページの情報は2021年8月17日現在のものです。
【仙臺いろは編集部】



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