自然に囲まれたログハウスのストーブカフェで、心もカラダもぽかぽかに！宮城のカフェ＆スイーツ＊69話『VANCOUVER COFFEE 仙台泉ヶ岳』

●本日のカフェ＆スイーツ
『VANCOUVER COFFEE 仙台泉ヶ岳』
エリア：仙台市泉区、泉ヶ岳
ジャンル：ストーブカフェ、ログハウスカフェ、コーヒースタンド
テイクアウトメニュー：あり

泉ヶ岳を望むのどかな田園風景の中に、ログハウスとガレージが並んだ一角があります。まるで外国の住宅街みたいなこちらは、薪ストーブ＆ペレットストーブの展示場「WooDearVillage（ウッディアヴィレッジ）」。

本来、見学は完全予約制ですが、展示場内に予約なしで利用できるカフェがオープンしたということで、行ってきました！ ※当面の間は土日、祝日のみ営業。

中に入ると、薪ストーブとペレットストーブがずらり。ドイツやアメリカ、イタリアなどの海外製品が中心で、クラシックなものからモダンなものまで、その数70台以上。東北最大級の展示数に圧巻です。

ログハウスとともに、薪ストーブのある暮らしを演出した素敵なインテリアも見どころ。

こんなおしゃれな展示場の片隅に、2021年3月にオープンしたのが「VANCOUVER COFFEE（バンクーバーコーヒー）仙台泉ヶ岳」。

VANCOUVER COFFEEは、神奈川に4店舗を展開するコーヒースタンド。国内では数台しかない、アメリカのスレイヤー社製エスプレッソマシンを導入しているお店として、コーヒー通の間でおなじみです。

噂のエスプレッソマシン、仙台泉ヶ岳店にもありました！「このマシンは、抽出温度や水量を細かく調整できるので、こだわりの一杯を追求できるんです」と、神奈川で研修を受けたスタッフの鈴木さんが教えてくれました。機械まかせではなく、バリスタの腕の見せどころでもあるとか。一杯一杯丁寧にいれてくれるため、時間にゆとりを持って来店を。

スペシャルティコーヒーを使用しているのもこだわり。毎日飲みたくなる飽きのこない味をテーマに、ブラジル、グアテマラ、ケニア産の豆をブレンドし、厚木の本店で自家焙煎しています。

◆カフェ・ラテ（ホット／アイス） 605円
厳選したコーヒー豆を使用し、希少なエスプレッソマシンでいれるカフェラテは、ここに来たらぜひオーダーしたい一杯。スッキリと飲みやすく、フルーティな余韻も感じるコーヒーとミルクがベストマッチ！

◆アフォガート 715円
コーヒーがおいしいから、間違いない。バニラアイスにエスプレッソを注いで食べる大人のデザート、アフォガート。エスプレッソの量がたっぷりなうえに、エスプレッソでつくられた自家製コーヒーゼリーも入っていて、満足感◎。コーヒー専門店だからできる究極のスイーツです。

◆チーズホットドッグ 1,320円
こちらも必食！肉汁弾けるガーリックペッパー味のソーセージを、ホットドッグ用に特注したソフトフランスパンでサンドし、シャキシャキのタマネギと自家製トマトソース、チーズをトッピングした絶品ホットドッグ。ソーセージは神奈川県厚木市の食肉製品製造所「Good Aging Store（グッドエイジングストア）」、パンは同じく厚木にあるベーカリー「NoPell（ノペル）」のものを使用。コーヒーもフードも、本店と同じ味を仙台にいながら楽しめるのがうれしい。

夏はみずみずしい緑に囲まれ、冬は一面真っ白な雪景色。青空が広がる晴れの日はもちろん、雨の日もしっとり情緒があります。季節や天気によって違ったムードを楽しめるのも、自然豊かなロケーションとログハウスならでは。

おうち時間の増加やキャンプブームで、「家でも自然を感じながら暮らしたい」という人が増えている今、薪ストーブの人気が高まっているそう。環境にやさしい暖房器具としても注目されています。

人工的な温風とは異なり、柔らかいあたたかさが魅力の薪ストーブは、カラダの芯からじんわりあたたまり、部屋全体、そして心まであたためてくれる感覚も。そのぬくもりを体感してほしいと、展示場内では気温の高い日を除いて、年中ストーブをつけています。

バチバチと薪のはぜる音に耳をすませ、ゆらめく炎を眺めていると、癒やし効果も絶大です。ストーブ前の特等席でくつろぎながら、冷たいカフェラテをゴクリ。最高！

“ペレットストーブ”見つけました

「ペレットストーブ」とは、製材時に発生する木くずや廃材などを再利用してつくられた「木質ペレット」を燃料とするストーブ。壁を抜いて排気口を付ければ、煙突不要で設置できるため、薪ストーブより手軽に導入できるメリットもあり。薪ストーブ、ペレットストーブともに、製品を詳しくチェックしたい人は事前に予約を。ストーブのエキスパートが案内してくれますよ。