仙台パン図鑑 vol.38 「MonaMona 富谷成田本店」 ~楽しい!おいしい!米粉パンの世界~

仙台のおいしいパン屋さんをじっくりめぐっていく「仙台パン図鑑」。第38回は、宮城県内に3店舗展開する米粉パン専門店の本店「MonaMona富谷成田本店(モナモナ)」へ。ベーシックなパンから、ちょっぴりシャレのきいたお茶目なパンまで。米粉パンのイメージが吹き飛ぶパンがいっぱいでした。

あれこもこれも、米粉パン!?

2009年の本店オープンに続き、河原町店、富沢店と県内に3店舗の米粉パン専門店を展開している「MonaMona」。小麦由来のグルテンが入っているので小麦アレルギー対応ではありませんが、オーナーが吟味した国産米粉を使い、保存料やイーストフードなどの添加物不使用でつくる体想いのやさしいパンは、子どもから大人までたくさんの人に愛されています。ウグイスやイチゴなど、春の食卓にぴったりの色鮮やかなパンもありますが、これも全部ビーツや抹茶など、天然の素材で色付けされたものなのです。

ゆったりと買い物が楽しめる店内に並ぶパンは80~100種!そのラインナップは、食パンやコッペパン、総菜パンのほか、バタールやクロワッサン、デニッシュなど「これも米粉パン!?」と驚くものばかり。宮城県産と新潟県産、挽き方の異なる米粉をブレンドし、パンによってその配合を調整。そうして焼き上げた米粉パンは、まるで小麦のパンのようでありながら、もっちりとしてほんのり甘みが感じられる、ちょうどお米と小麦のパンの中間のような独特の食感と味わいが楽しめるのです。

「MonaMona」おすすめパンカタログ

お子さまランチを思わせる「ふらいパン」(300円)は、なんと食べられるフライパン!竹炭を練りこんだ“フライパン”に、ポテトサラダとナポリタン、チーズで再現した目玉焼き付きのハンバーグが盛り付けられています。エビフライやスイーツバージョンも登場する遊び心満載のパン。半分に折って、もっちりとした“フライパン”と一緒に召し上がれ。

実は「MonaMona」の一番人気は「クロワッサン」。その生地を使った「イチジクとゴルゴンゾーラのデニッシュ」(240円)は、ワインにも合いそうな一品です。サクサクのあとに、ひきのあるもっちり感が楽しめる生地の上には、ラム酒漬けしたイチジクとゴルゴンゾーラチーズがたっぷり。上品な甘さとチーズの塩気がなんともクセになる味わいです。

ひとつ食べればおなかいっぱい、米粉パンなので腹もちもいい「スペシャルハンバーガー」(480円)。お店でつくる手ごねハンバーグは牛肉100%でジューシー!ふわもち食感のバンズとジュワッと肉汁あふれるハンバーグにチーズ、フレッシュなトマトとレタスの王道の組み合わせがたまりません!豪快にガブリとどうぞ。

最後は「くるみのカンパーニュ」(ホール950円、1/2 480円、1/4 240円)が登場!「米粉パンでハード系?」と思う人はぜひお試しを。クラストは噛みごたえのあるカリッと食感。クラムは安定のもちもち感!砕いたクルミが入っているので、炊き立てのお米のような香りや甘みに加えて、ほんのり香ばしさも感じられる一品です。

お店に並ぶパンの半分は季節によって変わるという「MonaMona」。見た目もネーミングもユニークなパンが登場したり、隣のカフェで焼き上げるロティサリーチキンをサンドしたチキンバーガーが土日限定販売されたり、楽しくておいしいことがいっぱいです。500円以上購入すると、スープかコーヒーのサービスも!天気の良い日はそのまま外のテラス席や公園で食べるのもおすすめです。

【パン語解説】
取材中に登場した、知っているようでうまく説明できないパンの専門用語をざっくり解説します。

●米粉パン
小麦粉の代わりに米粉をつかったパンのこと。米粉にはグルテンがないので、「MonaMona」では米粉85%、小麦由来のグルテン15%の割合で混ぜているのだとか。もとはお米なので、もちもちとした食感と甘みが特徴。水分量が多いのでかたくなりやすいのですが、リベイクすれば焼きたてのような味わいに。冷凍にも適しているそうですよ。

MonaMona 富谷本店

住所/富谷市成田1-6-1
電話/022-351-9663
営業時間/8:00~19:00(土・日曜7:00~19:00)
定休日/無休
Instagram @monamona_mahana

※このページの情報は2022年4月8日現在のものです。
【ライター 佐々木綾】【カメラマン 小野寺真希】

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佐々木綾

宮城県仙台市出身。仙台市内の出版社勤務を経て、2007年よりフリーランスのライター・エディターとして活動をスタート。雑誌・フリーペーパー・WEBマガジン等の取材・ライティング・編集を担当。

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