「誰でもカンタンに作れる薬膳料理」をコンセプトにしたレシピ動画の連載。料理を教えてくれるのは、仙台白百合女子大学 健康栄養学科 教授の佐々木裕子(ささきゆうこ)先生です。
(左)佐々木裕子先生、(右)仙臺いろは組 佐藤友紀乃
今回のレシピは「きくらげの肉だんご」。きくらげは、食物繊維をはじめ、ビタミンDやミネラルが豊富で薬膳料理にはピッタリの食材。コリコリとした食感も楽しめるので、今回は肉だんごのアクセントに。
今回作る肉団子は「低カロリー」をテーマにしているので、お肉に「鶏ひき肉」を使用。豚肉と合わせることによって、カロリーを抑えることができます。5つ作っても100kcalほどなんだそう。お肉を柔らかくするという塩麹を入れて、ふんわりでジューシーな「薬膳肉だんご」が完成。
おろし生姜をきかせたアツアツのあんをかけていただきましょう。鶏肉がさっぱり&ヘルシーな味わいなので、いくつでもパクパク食べられそう。きくらげのコリコリとした食感もあって満足感もバッチリ。
今回は、肉だんごでしたが、シュウマイの皮で包めば中華風に、フライパンで焼けばハンバーグにアレンジもできちゃいます。ぜひお試しください。
きくらげ入り肉団子(2人分)
鶏ひき肉・・・・・・・60g
玉ねぎ 1/4個・・・・40g
有機乾燥きくらげ白・・4枚程度(4g)
有機乾燥きくらげ黒・・4枚程度(4g)
塩麹・・・・・・・・・適量
小麦粉・・・・・・・・小さじ1
卵・・・・・・・・・・1/2個
パン粉・・・・・・・・大さじ1
油・・・・・・・・・・少々
蒸し器
あん
さとう・・・・・・・小さじ2
みりん・・・・・・・小さじ1
おろし生姜・・・・・小さじ1
しょうゆ・・・・・・大さじ1
水溶き片栗粉・・・・少々
作り方
- 1.玉ねぎをみじん切りにして炒めておく
- 2.白きくらげ・黒きくらげは、たっぷりの水でもどし、沸騰した湯で5分程度茹でて冷水につけ、あらみじん切りにする
- 3.玉ねぎ、きくらげ、豚ひき肉、鶏ひき肉を加え、塩麹、溶き卵、小麦粉、パン粉を入れて混ぜあわせる
- 4.いくつかに丸めて(ミートボールくらいのサイズ)、蒸し器で5分程度蒸す
- 5.あんの材料を火にかける
- 6.団子を器に盛り、上からあんをかけて完成!
使用したきくらげ(黒・白)
然の膳の「有機乾燥きくらげ(黒・白)」
きくらげは、食物繊維やビタミンD、ビタミンB、鉄分、カリウム、亜鉛などのミネラルが豊富な食材。日本で消費されるきくらげのほとんどが中国産でしたが、こちらの商品は宮城県名取市産で、自然栽培にこだわり、肉厚で大きくコリコリ食感も抜群。
※このページの情報は2022年2月1日現在のものです。
【レシピ監修:然の膳、仙台白百合女子大学 健康栄養学科 佐々木裕子 教授】
【仙臺いろは 編集部】