些細なことでも、不調はカラダからのサイン。症状が悪化する前に、日々なんとなくやり過ごしてきた不調をリセットして、カラダもこころもスッキリさせませんか?
新年度で仕事が立て込むこの時期は、パソコンとにらめっこしながら座っている時間が長くなりがち。肩や腰の不調を感じている人も多いのでは? 仕事量を減らすのは難しいかもしれませんが、姿勢を変えるだけで、カラダのストレスはぐっと軽減できます。今回は、デスクワーカーに多い「猫背」を解消!
教えてくれたのは
弓田龍輔先生
仙台市青葉区大町にある「あおばく整骨治療院」の院長。柔道整復師、鍼灸師。アルティメット日本代表チームをはじめ、アスリートのメディカルトレーナーも務める。
猫のように背中が丸まった状態。上半身が後ろに移動することで、背中の筋肉が伸びて弱ってしまうため、カラダにとっては大きな負担に。肩こりや首の痛み、腰痛が生じやすくなります。真上を向けない、腕が上がりにくいのも猫背の特徴。
姿勢
猫背予防のために、やってはいけない姿勢
×前かがみでデスクワーク
→目線が下がると、どうしても猫背に。
「パソコンは、画面を目線の高さに合わせられるデスクトップがベター。ノートパソコンの場合は、専用スタンドや台を活用し、できるだけ目線が下がらないようにパソコンの位置を調整しましょう。スマホを見るときも、目線の高さに持ち上げて」。
×つま先重心で立ち上がる
→腰を痛めやすい。かかとに体重を乗せて。
「座りっぱなしは良くないけれど、立ち上がるときも注意が必要です。多いのは、つま先に体重をかけて立ち上がる人。つま先重心は猫背になりやすく、腰への負担が大きくなります。かかとに体重をかけて立ち上がるようにすると、腰をカバーしながら背筋をしっかり使えるので、プチトレーニングにもなって一石二鳥!」。
手あて
猫背に引っ張られて弱った背面をケア
トレーニング
肩甲骨をキュッと寄せて、背筋を鍛える
► 猫背チェック
► 猫背を緩和するトレーニング「肩甲骨寄せ」
※がんばりすぎず、できる範囲で行うこと。痛みがあるときは行わないでください。
正しい姿勢とトレーニングを実践しながら、ときにはプロの手にも頼って、脱・なんとなく不調! 難なく動ける元気なカラダを手に入れましょう。
あおばく整骨治療院
住所/宮城県仙台市青葉区大町1-1-8 第三青葉ビル5F
TEL/022-399-6561 ※完全予約制
HP/https://aobaku-seikotsu.com
※このページの情報は2022年4月28日現在のものです。
【仙臺いろは編集部】