些細なことでも、不調はカラダからのサイン。症状が悪化する前に、日々なんとなくやり過ごしてきた不調をリセットして、カラダもこころもスッキリさせませんか?
突然ですが、姿勢チェック! 横から見たときに、頭が胴体よりも前に出ている人は、「ストレートネック」の可能性があります。現代人に多く、さまざまな不調の引き金にもなる要注意症状の一つ。あなたのその重だるさやこりも、首が“ネック”になっているのかも!?
教えてくれたのは
弓田龍輔先生
仙台市青葉区大町にある「あおばく整骨治療院」の院長。柔道整復師、鍼灸師。アルティメット日本代表チームをはじめ、アスリートのメディカルトレーナーも務める。
名前の通り、首の骨がまっすぐになった状態。本来、首の骨は横から見ると、前方に向かってゆるやかなカーブを描いています。それによって頭の重さを分散しながら支えているのですが、アーチを失ったストレートネックでは頭を支えきれず、首への負担が大。血液のめぐりも悪くなり、首や肩のこりから頭痛、めまい、吐き気まで引き起こす悪循環に…。
姿勢
ストレートネック予防のために、やってはいけない姿勢
×スマホをのぞき込む
→スマホは上げて、頭は下げない。
「手元に構えたスマホを上からのぞき込む姿勢は、まさにストレートネックの元凶。加えて、猫背や肩こりを引き起こす要因にもなります。スマホは目線の高さに持ち上げて」。
×猫背でパソコン
→首も骨盤も傾きがち。画面を目線の高さに合わせよう。
「パソコンは、画面を目線の高さに合わせられるデスクトップがベター。ノートパソコンの場合は、専用スタンドや台を活用し、できるだけ目線が下がらないようにパソコンの位置を調整しましょう」。
手あて
頭の重さでガチガチになった首まわりをゆるめるケア
トレーニング
首をのばし、頭を後ろへ。これでアーチと筋力が復活!
► ストレートネックチェック
► ストレートネックを緩和するトレーニング「頭プッシュ」
※がんばりすぎず、できる範囲で行うこと。痛みがあるときは行わないでください。
※首周辺は細かい筋肉や神経が密集しているため、ゆっくり丁寧に行いましょう。
正しい姿勢とトレーニングを実践しながら、ときにはプロの手にも頼って、脱・なんとなく不調! 難なく動ける元気なカラダを手に入れましょう。
あおばく整骨治療院
住所/宮城県仙台市青葉区大町1-1-8 第三青葉ビル5F
TEL/022-399-6561 ※完全予約制
HP/https://aobaku-seikotsu.com
※このページの情報は2022年2月25日現在のものです。
【仙臺いろは編集部】