仙台パン図鑑 vol.16 「菜の花パン」 ~もっちり幸せ。小麦を味わうシンプルなパン。~

仙台のおいしいパン屋さんをじっくりめぐっていく「仙台パン図鑑」。16回目は、宮城野区小田原にオープンしたばかりの「菜の花パン」へ。もちもちとした食感のパンは、パン本来のおいしさを再確認できる味わいでした。

趣味からはじまったパンづくり

5~6年前、趣味ではじめたパンづくりをきっかけに、どんどんパンの魅力にはまっていったという店主。なんとパンのつくり方はすべて独学で身につけたそうです。仙台市内の企業応援プロジェクトに参加した後は、イベント出店でじわじわと人気を獲得。今年5月、満を持して「菜の花パン」の実店舗オープンとなったわけです。

木の温もりあふれる店内に、20種類ほどの小ぶりなパンが並ぶのはオープンの朝10時。もちろん、イベント出店していた頃から不動の人気NO.1を誇っている「もちもち食パン」(302円)も焼き上がっています。もちもちの秘密は北海道産の小麦粉を使っていること。食パンの上にあしらわれた星型もかわいらしいポイントです。

「菜の花パン」おすすめパンカタログ

もっちりとした食感がクセになる「もちもちあんぱん」(194円)。ほんのり甘いパン生地と、優しい甘みの自家製あんこは相性抜群です。

「豆乳クリームパン」(194円)は、バターや卵を使わず、豆乳でコクを出した特製クリームを使用。ココナッツオイルの甘い香りも楽しめます。

小麦の風味がしっかりと味わえるように、バターや卵は使わず、パンづくりをはじめた頃から変わらない“シンプルなパン”をつくり続ける「菜の花パン」。念願の店舗を構えた今も、その“もちもち”のおいしさは変わらず愛されています。

菜の花パン

住所/仙台市宮城野区小田原1-9-28
電話/090-5354-4379
営業時間/10:00~16:00
休/月・火曜

※このページの情報は2020年6月26日現在のものです。
【ライター 佐々木綾】

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佐々木綾

宮城県仙台市出身。仙台市内の出版社勤務を経て、2007年よりフリーランスのライター・エディターとして活動をスタート。雑誌・フリーペーパー・WEBマガジン等の取材・ライティング・編集を担当。

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