「誰でもカンタンに作れる薬膳料理」をコンセプトにしたレシピ動画の連載。料理を教えてくれるのは、仙台白百合女子大学 健康栄養学科 教授の佐々木裕子(ささきゆうこ)先生です。
(左)佐々木裕子先生、(右)仙臺いろは組 佐藤友紀乃
春の訪れとともに忍び寄る「花粉症」毎年悩まされている人も多いはず。花粉症対策に大切なのは「免疫力」と言われていますが、免疫力アップのためには「腸内環境」を整えることが大切。今回は、そんな花粉症対策にうってつけの発酵食品三昧な薬膳メニューをご紹介。
「白みそ」「塩麹」「みりん」「甘酒」と発酵食品づくしのチキンソテーのタレはコク深い甘みに仕上がります。鶏肉には、コラーゲンもたっぷり含まれていて、腸内の粘膜をケアする役割も担うんだそう。
サラダのドレッシングにも発酵食品を取り入れます。「プレーンヨーグルト」と「粉チーズ」とともに発酵食品でベースを作り、塩と粗挽き胡椒、レモン果汁を加え、アクセントと香りをプラス。油を使わないヘルシーなヨーグルトシーザードレッシングです。これで、チキンソテーと合わせて合計6品の発酵食品を取り入れた花粉症対策薬膳が完成!すでに始まった花粉の飛散を迎え撃ちましょう。
材料
鶏もも肉 80~100g
塩麹 適量(鶏肉の下味用)
<塩麹ダレ(約2人分)>
白みそ 10g
塩麹 25g
みりん 10g
甘酒 20g
【ヨーグルトシーザードレッシング(作りやすい分量)】
プレーンヨーグルト 200g
粉チーズ 大さじ3
塩 小さじ1/4
粗挽き胡椒 少々
レモン果汁 小さじ1
作り方
- 1.鶏もも肉にあらかじめ塩麹で下味をつけておく。
- 2.鶏もも肉を、フライパンで5分ほど蒸し焼きにする。
- 3.塩麹ダレの材料を混ぜる。
- 4.ドレッシングの材料を混ぜる。
- 5.お皿に盛り付け、タレとドレッシングをかけて完成!
薬膳料理のレストラン「然の膳」
神鋼記念病院店、神戸中央病院店、神戸医療センター店、姫路赤十字病院店
※このページの情報は2023年3月1日 現在のものです。
【レシピ監修:然の膳、仙台白百合女子大学 健康栄養学科 佐々木裕子 教授】
【仙臺いろは 編集部】