早くも新年度から1ヶ月。疲れも溜まる時期ですが、ゴールデンウィークは楽しく過ごされましたでしょうか。わが家の5月はこどもの運動会があったり、こどもの習い事の野球はシーズンに入り週末は特に慌ただしく過ごしています。
さて、今回は前回につづき資産形成のお話です。資産形成には欠かせない「お金の色分け」という資産形成をする上では基本となる考え方についてお話しさせて頂きます。
「お金の色分け」とは?
「お金の色分け」とは、いつ(時期)・何のために(目的)必要なお金なのか3つに分けて考える方法です。
その3つとは、短期の資産、中期の資産、長期の資産です。
短期・中期・長期の資産を考える
お金が必要な時期と目的を分けて考えていきます。
● 短期の資産とは?
1〜3年以内に必要な資金。
短期の資産は、1〜3年以内に使う資金となりますので、直近で必要なイベントごとがない方も多いです。
ですので、緊急予備資金として、万が一の事態に備える資金として考えましょう。
冠婚葬祭に備えるため、または急にお仕事ができない事態に陥った際に備えておくと良いでしょう。
● 中期の資産とは?
3〜10年以内に必要な資金。
中期の資産は、3〜10年以内に使う資金として少し先の資金となります。例えば、結婚資金や車購入、教育資金など少し先の貯めるお金として考えましょう。
● 長期の資産とは?
10年・20年以上先に必要な資金。
長期の資産は、10年や20年以上先の資金として、もっとも先の資産となります。家のリフォームなどもありますが、介護費用や、老後をイメージされる方が多いです。
短期の資産は、1〜3年以内に使う資金となりますので、直近で必要なイベントごとがない方も多いです。
ですので、緊急予備資金として、万が一の事態に備える資金として考えましょう。
冠婚葬祭に備えるため、または急にお仕事ができない事態に陥った際に備えておくと良いでしょう。
中期の資産は、3〜10年以内に使う資金として少し先の資金となります。例えば、結婚資金や車購入、教育資金など少し先の貯めるお金として考えましょう。
長期の資産は、10年や20年以上先の資金として、もっとも先の資産となります。家のリフォームなどもありますが、介護費用や、老後をイメージされる方が多いです。
この、短期・中期・長期の資産に分けて、いつどんなイベントがあるかを考えてみてください。
それによって、その時期ごとにいくら資金が必要なのかが見えてるでしょう。
お金の色分けをすると「なにで貯めるか」も分けられる
短期・中期・長期の資産を分けて考えることで「なにで貯めるか」を区別することもできます。
つまり、お金を使う時期や目的によって金融商品が選択しやすくなります。
例えば、短期の資産は、緊急予備資金として準備する必要があるため、適切な金融商品は「銀行預金」です。
現在では金利が低く、銀行預金に置いておくのは勿体無いのでは?
と思われがちですが、金利は低いものの“いつでもすぐに引き出せる”というメリットがあります。
投資性の金融商品に預けてしまうと、短期間ではお金が目減りしてしまうリスクがあるのでオススメはできません。
ですが、中長期の資産となれば別です。金利の低いもので貯め続けても、お金が増えてくれる働きをしないからです。
特に10年以上先に必要な資金であれば、時間を長くとることができるため、増やす資産を作ることも可能です。
※このページの情報は2024年5月22日現在のものです。
【ライター 松田真耶】