Vol.
2022.06.28

精神科医が教える更年期の心のケア「大人女子の取扱説明書」【PR】

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知っているようで、ちゃんと知らない。聞きたくても、人には聞けない。女性ならではの不調や不安について、東北大学の八重樫先生率いるドクター陣が解説!

こんにちは。東北大学の八重樫です。女性は更年期を迎えると、カラダだけではなく、心にもさまざまな変化を感じやすくなります。前回に引き続き、女性ホルモンによる心の変化に関して、東北大学精神科の菊地紗耶先生に教えてもらいます。

教えてくれたのは

東北大学大学院医学系研究科長・医学部長
婦人科学分野 教授
八重樫伸生先生


東北大学病院
精神科 講師
菊地紗耶先生


更年期障害は治療すべき病気

更年期にはさまざまな自律神経の症状、心の症状があらわれます。それによって日常生活に支障を感じる場合を「更年期障害」と呼び、治療すべき病気と判断します。更年期による心の変化は人それぞれですが、気分の落ち込み、イライラ、不眠といった何らかの心の症状が続くことで日常生活に支障がある場合は、一度専門医を受診してください。心の症状を扱う専門医は、精神科や心療内科です。かかりつけの婦人科や内科がある方は、まずはかかりつけ医に相談してみるのが良いでしょう。

精神科の受診に抵抗がある人へ

更年期による心の変化は、ほとんどの人に何らかの形であらわれるもの。しかし、それぞれの心理・社会的状況は異なります。私たち医師はその人の症状の背景にあると思われる心理・社会的状況を十分評価すること、どのような治療や助言ができるかということを、患者さん本人の思いを大切にしながら関わっています。精神科の受診や服薬について抵抗があるかもしれませんが、早期発見・早期介入が大事です。まずは医療が必要な状態なのか、判断してもらいましょう。

食事や生活の見直しで緩和するケースも

更年期障害の治療はまず、生活習慣の見直しから。それでも改善しないときには薬による治療を行います。症状に合わせた対症療法には、ホルモン補充療法や向精神薬、漢方による治療があります。ホルモン補充療法は産婦人科で行われ、詳しくはこちらの記事で紹介しています。

生活を見直して整えるための基本は、栄養バランスのとれた食事と良好な睡眠。ストレッチや軽い運動など、積極的にカラダも動かしましょう。栄養については、大豆イソフラボンが腸内細菌によって代謝されてできるエクオールという成分に更年期症状の緩和が期待されています。エクオールはサプリメントで補うことも可能です。

更年期という波を受け入れる

精神的にとてもつらいと感じるときには、自分がリラックスできる選択を。女性ホルモンの揺らぎによって症状に波がありますので、「今日はちょっと調子が悪いから、ゆっくり過ごそう」など、自分を労わりながら体調に応じて過ごし方を選んで。呼吸法、リラクゼーション、ストレッチやマッサージなども、心身の緊張をゆるめる手助けになるかもしれません。

人付き合いに支障をきたしそうなら

イライラや怒りが抑えられずつい強く言ってしまうことがあるかもしれません。そんな時には一呼吸を置くことを意識してみましょう。家族や近い友人には、女性ホルモンの大きな揺らぎのために、心身のコンディションに波があることを伝えておくのも良いでしょう。この記事や動画を見てもらい、理解を深めてもらうのも一つです。

家族やパートナー、友人が更年期の場合

更年期という不安定な時期にあることを理解してあげてください。イライラや怒りが抑えられないことがあるかもしれませんが、女性ホルモンの影響かなと少し寛容に捉えていただけたらと思います。(菊地先生)



大人女子の取扱POINT
myベストパートナーになってくれる「かかりつけ医」を持とう!

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※このページの情報は2022年6月28日現在のものです。
【仙臺いろは編集部】



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